2009年8月29日土曜日

最高の舞台に向けて

こんばんは

いやいや、どんどん近づいてきております。

今週は、もちろん軸となるプログラムはあるものの、個別性を重視した方向性となっているため、トレーニングスケジュールや、ワークアウトの内容が多様化しています。

以前もお話したように、「自ら創りあげる」ことを楽しみ、その能力を改善していく絶好のチャンスが、テーパー期だと考えています。

やはり、皆いきいきとした顔をし「詰め」の部分に取り組んでいるのが印象的です。

自信もあるのだと思います。これまで彼らが乗り越えてきた幾多もの試練や、チャレンジの数々を考えれば、当然とは思います。

皆、良い顔になってきましたよ!













インカレ前の大事なスピーチシリーズも、終盤に入ってきました。

火曜日は、先ずは、インカレ前に頼りになるスタッフとしてがんばってくれているRYUちゃんがスピーチを行いました。

スポーツ推薦制度以外の入試法で入学し、自らの強い意志で入部を希望し、その願いがかなったRYUちゃんですが、Marauderに入って自分が大きく変わったと言っていました。

その柱となるのが、「自分はいろいろな人に支えられてがんばれているという、感謝の気持ちを心から持てるようになった」ことだと言っていました。

 続いて、風格の漂う声質をもつTAKUYAが、「迷いのない目標が強さを作る」、「努力は絶対に嘘をつかない。やればやるだけ力になる。だが、その成果は見えにくい。」、「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」3つの格言を紹介し、それをMarauderの日々の努力と、インカレでの成功に当てはめ、意味深くスピーチしていたのが印象的でした。

 今日は、YUSUKEが、「Marauderは、人に勇気を与える泳ぎを出来るメンバーが揃っている」ことを、先日引退したKAMIを引き合いにだして、チームとしてのMarauderがいかに素晴らしいかを語っていました。

 次に2年生のトリを、YASUが努めました。その内容は、昨年の怪我の経験から、「スポーツ選手にとって、挑戦出来ないことがいかにつらいことかがわかった。日々のトレーニングを全力で取り組み、その成果を示す場があることがいかに素晴らしいか」、十分にわかったと言っていました。そして、「今年頂いたチャンスで、去年の分も含め、きっちりとチャレンジしていきたい」旨を表していました。

「最高の舞台」は刻々と近づいてきています。

当たり前のことですが、時間だけは、誤魔化されることなく、完全に同じペースですすんでいます。調子よかろうが悪かろうが、緊張していようがしていまいが、「そのとき」は必ずやってきます。

テーパー期は、何かとナーバスになりがちだとは思いますが、ここはひとつ、「最高のチーム」に「最高の状態で」居るという「心地良さ」を満喫するようにしましょう。

このチームで闘える、最初で最後のインカレ...

二度と戻ってこない、かけがえのない"Golden Days"。

せっかくの、”最高のチーム”なのだから。

周りを見回せば、「頼もしい人」、「愉快な人」、「いやしてくれる人」が必ずいますよね。

「そのとき」まで、「エネルギーのキャッチボール」、是非とも続けていってください!!!

それでは!!!



2009年8月25日火曜日

10 Days to GO!!!

こんばんは

47週目に突入しました。

インカレまであと10日となりました(Marauderでは、現地入りの日、つまり、試合が始まる1日前をゼロとし、カウントダウンを行っています)。

どのグループも、本格的なTaperingに入りました。

ここから先は、より個別性に富み、かつ、選手自身に考えさせるプログラムが多くなります。結果、週間スケジュールにもばらつきが出てきますが、先週までの合宿で、チーム力のさらなる改善に成功していますので、問題はないと思っています。

水泳がもっとも”おもしろく”なる時期が、この頃ではないでしょうか?

最終的には、やはり「自ら、創りあげる」という感覚を大切にすることが大事だと思う僕は、この時期、もっとも「放任」に近い状態になります(が、泳ぎはいつもと変わらず、きちんとみてます)。

もっとも、突然そのような状態にするのではなく、長い月日をかけて、最終的に「自ら、創りあげる」という状態にもっていけるよう、随所で準備はしているのですが...。

やはり、上級生は余裕があり、自分のペースを持っている場合がほとんどです。

彼らは全員、Marauderに入部してからの「成功体験」を持っていますので、こちらからみても信頼度は高く、様々な要求・要望を受け入れることができます。

一方、1年生は、まだわからないことも多いため、「教える」あるいは「気づかせる」ためのコーチングが多くなります。

この点、いずれ、「自ら...」の状態になってもらうことを意識した接し方をしていることは、言うまでもない...といったところです。

いずれにしても、Self -produceの色合いが濃くなるこの時期、悩むことも少なくないとは思いますが、このときにしか味わうことのできない「独特の感覚」を是非とも楽しみながら進めて言ってほしいと思います。

さて、入水前のスピーチ紹介です。

先週土曜は、KOSUKE-Mが、レースの結果が想定よりも悪かった時の心構えについて話してくれました。また、4年生ひとりひとりについてエールを送るという場面もみられ、よいスピーチだな、と素直に思いました。

今週に入り、2年生にそのバトンは渡されました。

今年については、2年生から、1回で二人が担当するというスタイルをとっています。

今朝は、AOKIが、「たとえ自分のことを悪く言われても受け入れることはできるかもしれないが、チームのことを言われたら許せない」というニュアンスの話をするとともに、インカレでは、自分が泳ぐこと以外でできる貢献も、きわめてやり甲斐を感じて、自ら率先してできると言うことについて、自分を例にとって力説していたのが印象的でした。

「このチームのためなら、何でもやれる」と言い切ったあの眼には、真実しか写っていなかったと思います。

YUKIIは、インカレという舞台に立てて、ベストを出すことも大変喜ばしいことなのだが、得点をして初めて真の満足に到達するという想いを伝えてくれました。彼の座右の銘は、「未来への切符はいつも白紙」というものですが、自分(たち)の目標のたてかた、気持ちの持ち方で、獲得できる結果は大きく変わるのだという大切なことを伝えようとしていたことが印象に残りました。

午後は、まずはMASARUが、昨年のインカレで、Marauderとして「闘えたこと」がいかに楽しかったかということを精一杯伝えてくれました。そのなかで、「200BRの決勝で、失速しかけていた後半の泳ぎのなかで、ラスト25mあたりから、あたかもMarauderのみんなが、自分をチューブで引っ張ってくれているように感じるくらい、特別な力が沸いてくる感覚があった」ということを、とっても楽しそうに伝えてくれました。

続いてKAZUAKIは、冬場にたくさんの基礎体力づくりをしたこと、年始では元旦からハードなトレーニングを開始し、その後もとにかくがんばり続けたことが、大きな自信になっており、「負ける気がしない」と強く語ってくれました。

みんな、スピーチがうまい。

聴いているほうも、大きなエネルギーを感じているはず。。

慣れやテクニックもあるけど、やっぱ、何とかして皆にエネルギーを与えたい!という気持ちが一番大切だよね!!!

明日からも楽しみです。

先週末、ふたりのMarauderOBが遊びに来てくれました。

KOTARO・YOICHIのO塚製薬コンビです。

二人ともかなりの好成績をあげているようで、心にも余裕があるように感じました。選手一人一人の調子を気にし、それぞれに声をかけてくれておりました。

こういったことも、インカレに向けて大きな力になるものです。

やっぱ、いろんな人に支えられ、応援されているんだね、Marauderは!

明日は、RACE PACE #3です。

これもまた、楽しみですね。

それでは!!!



2009年8月21日金曜日

富山合宿終了。

こんにちは

大阪で高校生がものすごいタイムで泳いでいるなか、こちら富山でも「熱い」挑戦が繰り広げられました。



その富山合宿も、今朝で終了です。



Cimg7503の今朝は、RACE PACE #2が行われました。 きわめて良いタイムで泳いできているので、上がってきている感じを受けますが、あくまでも「このプール」で「その水着」によるものという感覚を忘れないで欲しいと思います。



いや、良いタイムが出ることが一番なのですが、それに振り回されなければ良いのです。



試してみたことが、どのような結果を招いたか、あるいはどのような感覚を自分の中に刻み込んだか...。



最終的に2週間後のレースに活きればよいわけですから、「まだまだ!」という意識をもって、冷静にすすめていきましょう!





club   club   club   club   club





インカレスピーチでは、3年生が立て続けに良いことを言っていました。





KENICHIが「Marauderに入ってから、様々なことを学びました。練習タイムで一喜一憂することの多かった僕でしたが、その日の努力は、目標とする大会までの『道』の過程にしか過ぎないので、大きな視野を持って頑張り続けたい」といえば、



TOSHIくんは、努力をし続けることの大切さを「努力の天才から、結果を出して本物の天才になろう」とまとめるとともに「徳を積みつづけ、レース時の運気を高め、インカレで爆発しましょう!」と、なかなかに深いことを語り、



KENSUKEは、4年生への感謝の意を表し、その4年生だからこそ、「共に優勝したい!!!」と力強く述べるとともいに、「毎日の練習のなかで、自信につながるような『石』をたくさんおき、個人の、そしてチームの自信にしていきましょう」という、やはり努力の大切さを語っていました。





noodle    noodle    noodle    noodle    noodle    noodle





”富山ブラック”の名店を紹介します。



ここは、最高です。



Photo 富山独特の「濃い~しょうゆ」をベースにしていますが、ここのラーメンは本当に独創性が高いのに、めちゃくちゃ美味いという見事な完成度を誇っています。



かなり濃い目のしょうゆですが、どくとくのえぐみというか渋みがあるのが特徴です。



さらに、写真のチャーシューを崩し、スープになじませることで、うまみが倍増します。





Photo_2今日は、夏季限定、数量限定の「ツバイソ丼」もいただきました。



つばいそとは、ぶりの稚魚です。これも美味でした。



東京に出店すれば、大成功すると思うけどな~。





それではpaper



2009年8月19日水曜日

素晴らしい日々

こんにちは

46週目に突入しました。



富山合宿も後半戦となっております。





今日は、いわゆる”ブロークン”を実施しました。



Cimg7410



このペースワークでは、どのようなアップを行い、どのような内容に構成するか、すべて「自分」で検討させます。



その上で、どのようなチャレンジができるか、本番さながらの状況で立ち向かうことになります。



富山の良い環境が、良いタイム・泳ぎづくりに大いに貢献してくれ、なかなかの好タイムでブロークンを終えていました!





diamond    diamond    diamond    diamond    diamond    diamond





スピーチシリーズ。



月朝は、MATSUOくんでした。



「自分が良い方向に変われたのは、Marauderに入ったからだし、同期のみんなのおかげだと、心から感謝しています」と、4年生に対する愛情を示していたのが印象的でした。





午後は、DAI。3年生にバトンタッチですね(副将は最後です)。



1,2年生に対する愛情が込められたスピーチだったと思います。「インカレは、怖いものではない。Marauderで出場するインカレは、楽しいものだ。必ず、仲間が強い力を与えてくれるから、スタート台に、いろいろな方々への感謝の気持ちを持っていって欲しい」と語っていました。





そして今日は、KOSUKE-G。



やはり、Marauderに入ってから、感謝の気持ちを意識するようになり、仲間の支えがあって、強い自分を引き出すことができたという経緯を力説するとともに、「自信が無くなったとき、調子が悪くなったときでも、これまでやってきた努力を信じ、視野を広く持つ心構えが大切だ。」と伝えていました。素晴らしい。





diamond    diamond    diamond    diamond    diamond    diamond



日曜日には、大石先輩が激励に来てくれました。





20090816624



富山で合宿をするときには必ず顔を出してくれるし、祝勝会をしたときにも遠く高岡から駆けつけてくれた大石くん。



努力を重ねれば、日本一に辿り着く、ということを証明したことのある先輩からのお話しは、現役Marauderにも響いたものと思います。



Photoむちゃむちゃでかいスイカもいただきましたcoldsweats01





大石、ありがとうhappy01



それではpaper



2009年8月17日月曜日

Day Off in Toyama

こんばんは
Cimg7316_3
今日は、近くのキャンプ場にて、バーベキューを楽しむことになりました。
夏合宿恒例、という感じで、毎年、4年生の企画・運営(!?)により実現するものです。



人数が多いだけに、うま~く準備をしないと、こういった企画も失敗に終わります。



Cimg7396_2

BBQのあとには、今や「夏の恒例」となっているスイカ割りを行い、その後は”うぉ~”でしめておりました。

今年も、良い感じで「チーム力向上裏企画」が成功したようです。


企画から始まり、昨日は4年生・女子スタッフを中心に、買出しをしていました。
準備の甲斐があったね!。
お疲れ様でした!。









restaurant    restaurant    restaurant    restaurant    restaurant    restaurant    restaurant    

愛すべき富山のグルメ情報をいくつか。



まずは、カレー。
Photo
柔らかく、味わい深い、最高のタンドリーチキンを食べさせる名店、タージマハールは、富山西ICの近くにあります。
「スペシャルセット」は、このタンドリーとチキンティッカをメインとし、好きなカレーをチョイスできる、お得なものです。

写真では、ココのおいしさを伝えることは難しいのですが、僕は大好きです。富山に訪れた時には、必ず寄らせていただく店の1つです。
Photo_2


僕がこの店で良く選ぶカレーは、「ブラックカシミール」です。この店で上から3番目の辛さです。
個人的には、辛さを楽しめる「上限」だと思っています。
(レッドにもチャレンジしたことはありますが、「チャレンジし、完食した」満足感しか残りませんでした)


「はぎ亭」は、柔らかく、ジューシーなとんかつを堪能出来るお店です。
2


プールからは、車で5分くらいの位置にあります。
こちらは、「ポークソティ」です。
とんでもなく分厚いロース肉を、生姜醤油で仕上げた逸品です。
去年の合宿時には、Marauder数名を連れて行きましたが、味・量共に、皆満足していたように思います。


Photo_4ここ富山で、「間違いのない」うなぎを堪能させてくれる「喜多八」にも、足を運びました。
肉厚で臭みのないすばらしいうなぎは、白焼きでも素晴らしい味を提供してくれます。





こちらでのグルメ情報は、全て加藤先生から頂いておりますが、何れも「素晴らしい」お店ばかりです。

それでは!




2009年8月16日日曜日

富山合宿<2>

こんばんは

昨日は、"THE RACE 2009"と銘打った、タイムトライアルを行いました。

前日までにエントリーを決定させ、それを受けて、基本、インカレの競技順序にしたがったプログラムを作成し、まさにレースに出場するような状況を創り出し、「挑む」機会を設定したわけです。

DISTたちを除き、基本、2種目エントリーとなりました。ちなみに、インカレに1種目しか出場しない選手の場合、同じ種目で2回のトライアルを行うこととしました。

今回良い記録で泳いだMarauderたちは少なくなかったのですが、生涯ベストの更新に成功した強者たちを紹介します。

 TOMO 100 FR 50.4 / 100 FLY 53.8

 AOKI 100 FR 51.5

 MATSUO 200 FLY 1:59.5 / 200 FR 1:50.7

 KENSUKE 100 FLY 53.6

 KAZUAKI 1500 FR 15:33.7

 SHOGO 400 IM 4:23.9 / 200 IM 2:05.1

上記以外のMarauderたちも、ベスト樹立こそ果たせなかったものの、概ね良好な結果で泳いでおりました。

clip     clip     clip     clip    clip


学生スタッフたちの努力により、また、加藤先生のご協力の賜(PA類の準備、タッチ板の設置などなど)で、入場テーマソングを流したり、MC(KAMIです)を入れたりと、出来る限り、「本番」のイメージが湧くような状況を創り出すことができました。

結果的に、とても実り多きトレーニングになったと思います。

加藤先生、ありがとうございました!!!

学生スタッフのみんな、ありがとう!!!

moon3     moon2     moon1     fullmoon

今日は、諸事情により遅れて合宿に参加したKOHEIが、久々のMAIN WORKOUTにチャレンジしました。1500のRPですね。

 他のMarauderたちは、比較的強度の低い内容だったのに対し、KOHEIのみ、「真剣モード」で臨むトレーニングでしたので、先にトレーニングを終えた先輩・同輩Marauderたちから、超弩級の声援を受けていました。

それに応えるべく、彼が大学に入学してから”イチバン”といえる良い内容のトレーニングを行うことができました!

今日のKOHEIは、泳げることへの感謝の気持ちと、MARUDERの一員になれたことへの感謝の気持ち、チームメイトに対する感謝の気持ちという、とてつもなく大きな力に支えられて、まさにPOTENTIALが引き出されたように思いました。

残り20日を切りました。

CHALLENGE TO BE "MARAUDER"!!!