2009年10月22日木曜日

THE ULTIMATE SIN

こんばんは

WK3となりました

 月曜は、今シーズン初の”2回練”でした。

午前はGREEN、午後は半分くらいレクチャーといえるベーシックなDRYとBLUE系のスイムを行いました。

 火曜は、午前にウエイト、午後は”レクチャー”とCNPT(水中パワートレーニング)を実施しました。

ウエイトも3週目と言うことで、少しずつですが、フォームや負荷にこだわり、チャレンジする姿勢が見えだしました。

 その日の午後のレクチャーでは、「喫煙が運動機能に及ぼす影響」を中心とした内容で構成された、45分程度の、いわゆる”教育講座”を展開しました。

一部の競技者、しかも、エリートレベルにある競技者が、『毒の缶詰』といえるたばこを吸うという話を聞いたことがある人も居るかもしれません。

 これに対し、規則や規範が設定され、そこに示された『悪』の行為が認めたれた選手に対しては、厳しい罰則が加えられるということがあります。いままさに、水泳界でも、このような状況に直面しようとしています。

ルールを作り、その違反者には罰を与えるというやり方、スポーツの世界では当たり前のようにも思えますが、僕は違和感を覚えます。

このようなルール設定により、表面上の「違反者」は減るのかもしれません。

しかし、実際には、「違反したことがわからないように」する輩が増える結果につながるように思えてなりません。

いや、「禁止」に近いかたちで、『選手規範』を設定することで、『悪いことなんだ!』という認識はできるし、罰を恐れて、その悪しき習慣を絶つということも期待されるので、決して悪いわけではありません。

 重要なのは、「なぜ、禁止とするのか」ということの真の理解を促進することがきわめて重要だと信じています。法や規範が出来た背景・根拠を把握してもらうことが、より大切だと考えているわけです。

 これほどまでに、明らかに健康を害することが証明されており、その被害が甚大であることがわかっている『喫煙』について、果たしてどれだけのヒトが正確な知識を持っているのでしょうか。

 喫煙が引き金となって罹患するがんのトップが、肺がんであると思っているヒト、意外に多いようです。そして、喫煙による被害について、若いウチには被らないから大丈夫と考えている(考えようとしている!?)若者も、少なくないようです。遠い未来の話で、危険が間近にあるわけではないと考えているのかもしれません。

 喫煙したところで、「俺はスプリンターだから関係ない」と、これまた誤認識している競技者も多いような気がします。いやいや、場合によっては、長距離選手でも、「かんけーねー!」と思っているヒトがいる...かもしれません。

 ここでは、その詳細を示しませんが、喫煙という行為によって、健康を害することはもちろんのこと、『運動機能が著しく低下する』ことと、喫煙がニコチン依存症という病気だということは明らかなのです。

 このたび、まさに『百害あって一利なし』といえる喫煙が、健康、運動機能に及ぼす影響についてまとめ、喫煙による毒がいかにひどい影響を体に与えるか、喫煙習慣を絶つことのできないということの本態が「ニコチン依存症」と言うことの出来る『病気』であることについて、真の理解を促すための試みを、Marauderにおいてはじめて行いました。

 今のMarauderたちが、喫煙している疑いがあるということではなく、今後施行されるであろう水泳選手の『規範』が示されたときに、そこに示されていることが当然であるとすぐに理解できるようにするために行ったといえます。

 また、喫煙の習慣がなくても、副流煙公害の工場ともいえる大衆娯楽施設(パチンコ!)に行く選手にも大きな問題があると考え、パチンコ店にいくことが、健康面・体力面から考えて、いかに愚行であるかということを彼らにきちんと認識してもらうために、レクチャーを行ったといえます。

タールで汚染された肺などのエグい写真をみせることよりも、運動能力に差が起きることや、トレーニング効果に差が出るというデータ示すことのほうを重視しました。

レクチャーのあとは、2010シーズン初の水中パワートレーニングを展開しました。

”オフならでは”の種目構成とし、楽しみながら出力を高めるということにチャレンジしてもらったわけです

 今日は、午前中にスイムを行ったのみで、その中心となるWORKOUTは、GREEN系でしたので、余裕をもってこなすことができているようでした。そのためか、処方をしたWORKOUTの終了後に自主トレーニングを行う者、少なくなかったです!

明日は、ウエイトから始まります!

張り切っていきましょう!!!

それでは!



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