2010年1月6日水曜日

CAR Sierra Nevada <8>

こんばんは

先ほど、CARでの高所トレーニング合宿最後のスイムを終えました。

2週間のなかに、様々な要素を盛り込みましたが、なんと言っても加藤コーチの多大なるご協力のもと、いままでにない、充実の合宿になったと思います。

昨日の午後は、Marauderでいう"Crash & Burn"、Blue Sharksで言うところの"Squeeze Max"にチャレンジしてもらいました(DISTは、100で行うRACE PACE系トレーニング)。

ただし、低圧低酸素環境で、しかも、完全に馴化しきっていない時点でのチャレンジとなったこため、通常この時期に行うこのスピード系トレーニングの半分以下の距離・本数での実施となりました。

このチャレンジに対する意義は、十分に説明してありましたので、後はまさに、『試合本番』の意識で取り組むことのみを要求しました。

高所でのMAXチャレンジ、未知の世界への挑戦ということで、それ相応の緊張感と不安のなかで行うこととなるため、全員が『真剣モード』になっていたこと、十分に伝わってきました。

そして...よく頑張りました。

チームの力を最大限に高めて行った結果、『折れた』選手はいなかったし、それぞれがチャレンジ精神をもって臨めたと思います。

身体負担度でいえば、「むちゃむちゃきつい」このトレーニングを終えた後、お互いがお互いをたたえ合う、Marauderではよく見る光景です。

いや、良いトレーニングでした。

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高所でのC&Bは、ほぼ全員がハーフスパッツでのチャレンジだったし(練習水着も数名)、世界最高峰の低圧低酸素環境プールでの、完全馴化前のチャレンジとなったので、そもそもが「最高に良いタイム」でまとめることは難しい状況でした。

この手の、『最大の集中』を強いるトレーニングで、自分が思い描いていたタイムがでないと、モチベーションも低下し、『今日はいいや』という考えが浮上することがあります。

そのような考えが少しでも出てくれば、もっとハードな精神状況となるレース時で、良い結果を導き出すことは難しいでしょう。

『え?何でこんなタイムしかでないの』と不安になったり、いらついたりするようなタイムに落ち着いてしまう可能性の方が高くなる今回のC&Bにおいて、『どのようなチャレンジができるか』、月並みですがそれがとても重要になるわけです。

どのような環境でも『完全集中』するという決心と、『最後までやり通す』という強い意志を揺るがすことなくがんばれたMarauderは、『最高の宝物』を、ここSierra Nevadaで見つけることが出来たのだと思っています。

現在、CAR周辺は、この期間中最大の雪となり、視界が極めて悪くなっています。

それでも、どこに向かうかは決まっているし、必ず帰国するという意志は揺るぎないものです。

選手権まで、100日を切りました。

これからの99日間の道程、見えていますか?

そして、必ず成功するという意志は、揺るぎないものですか?

合宿、お疲れ様。忘れ物、しないように!!!



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