2010年4月28日水曜日

BELIEVE

こんにちは
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昨日から「再開」となりました。
1週間の、比較的長いOVERHAUL期間を経て集まったMarauderたち。



いやいや、予想に反して(失礼coldsweats01)『良い顔』をしていました。

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シーズンの下半期は、”チーム力”を
高めることに主眼がおかれます。
選手権開けから中日戦までは、例年、リーダーたちの『新たなる挑戦』が開始されます。

たとえば、早朝の”陸トレ”(MP)は、暫くの間、僕が新入生を対象とした別個のプログラムに没頭するため、この期間のMPの”コーチ”は4年生になります。



MPの組み立て方、種目数、1種目あたりの時間などを吟味してもらうほか、それをきちんと伝え、正確に実施してもらうためには、それなりの工夫とリーダーシップが必要になります。



これを「ただやる」だけではなく、『良い方向にチームを導くためにやる』という意識を持って取り組んでもらえば、様々な恩恵に与ることが出来るでしょう。



”拘り”を持って、工夫を凝らして取り組んでもらえば、より良いものを皆に提供できるだろうし、そうなって欲しいと強く願っています。よろしくpaper





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僕の方は、初心に戻り、『何も知らないであろう』新1年生に、先ずはレクチャーから始めました。何故、DRYが必要で、先ずはどのような能力の獲得を目指すべきか...と言う本当に基本的なことから伝え始めています。



毎年感じることですが、新入生のフレッシュな目の輝きをみると、こちらも襟を正してコーチングにあたらなければならないな!、というごく当たり前の『初心』に戻れることです。



『強くなりたい!』『頑張ります!』『いろいろと教えて欲しい!』などなど、何れにしても、前向きなオーラを感じるため、僕自身も選手に求められるようなコーチであろうという実に清々しい気持ちを取り戻し、新たなモチベーションを沸き起こすことができます。



この時期にはこの時期なりの良さがあります。
『今だから』出来ること、『今だから』楽しめることをトレーニングのなかに見いだし、充実した日々を送って欲しいものです
confident


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選手権VIDEO
CLIP挿入歌に、STRYPERの隠れた名曲を使用しました


















"BELIEVE"




from "CAN'T STOP THE ROCK"






STRYPER


(1991)



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 この曲は、オリジナルアルバムには収録されておらず、ベスト盤(上記か、あるいは”7 -BEST OF STRYPER")によって聴くことができます。



 



ベスト盤に収録されている未発表曲の多くは、「イマイチ」というものが多いように思いますが、この"Believe"はSTRYPERの数々の名曲に比肩し得る完成度を誇っていると思います。ってゆーか、僕は相当好きです。





エンドロールに流れるMarauderたちのコントに隠れるには勿体ない曲と思いつつも、マイケルのVoから導かれるようにして始まるイントロ、そして劇的なアウトロといい、『つなぎ』の1曲としてはかなり良かったので、今回使用しました。



「一致団結して闘えば、必ず勝利をつかむことができる!信じよう!」というようなことが綴られた歌詞は、湾岸戦争の兵士に捧げたレクイエムだそうで、この曲のPVは戦争に関する映像を編集したもので、メンバーは誰1人として登場しません(がちょっぴり感動的です)。



あと、この曲のバックVoに、一時期JOURNEYのVoとなったジェフ・スコット・ソートが参加しており、”あの”声を聴かせてくれています。



この曲を聴くと、"チーム力を高めて頑張ろうpunchsign03"という気持ちが強まります。

If we stand in unity
We'll win with dignity
Our strength has said it all
Pray and believe......


それでは
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2010年4月21日水曜日

ON AND ON...

こんばんは



選手権が終了しました。



Marauderからは、MASAFUMIとRANMARUがパンパシフィック代表選手として選考されました。2人
とも、ベテランらしい、良い闘いが出来たと思っています。
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しかしながら、他にも代表入りを本気で狙っていた選手が複数居たのですが、目標叶わず...と言う結果になったほか、
Life Time Best更新率も過去最低(28.6%)となり、厳しい現実を突きつけられた選手権となりました。




いわゆる『高速水着』で樹立したベストタイムに比して、平均で1.5%劣るタイム(100mにつき、
0.7~0.9秒程度の低下となります)しか出せなかったのですが、他チームではベストを連発するところもあったわけでして...。



『水着が変わる』ということは予めわかっていたことですし、そのことに対し充分な対策を施してここまで来た...の
ですが、『充分ではなかった!』ということだと真摯に受け止めています。



Marauderのみんなは、本当によく頑張ってトレーニングを積んできたし、『これまでどおり』のテーパーを経
て、良い状態にあると信じて選手権に臨んだことだと思います。




2月のJAPAN
OPENでは、ベスト率も高く、良い状態にある確認も出来ていたのですが、逆にそれがある種の油断を生み、最後の詰めの部分で、『これまでどおり』のやり
方を通して選手権に臨んでしまった(僕からすれば『臨ましてしまった』)と反省しています。



ただし、これまでMarauderたちがやってきたことが全て否定されるわけでもなく、今後に活きるトレーニングは積んできてたものと考え
ています。



”少し”足りなかった部分を、これまで”やれてきたこと”に上乗せし、若干の軌道修正を施しながら、インカレに向かって頑張って行ければ、必ずや、”真の進化”を果たすことができるでしょうsign01



今は、しばしの間、充電をしておいてください。



今年も、「やるしかない夏」とやらは確実にやってきますので....









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選手権の前日のミーティングで使用したVIDEO
CLIPのテーマは、今年のスローガンであるCREDIVILITYと数年前のスローガンの一部であったEVOLUTIONです。
THREDBO
合宿中に読んだ『強い者は生き残れない』という新しい”進化論”について綴った本にインスパイアされ、今年のMarauderたちの大いなるチャレンジに
あてはめ、まとめてみたのが、"Any Way The Wind Blows"と題したVIDEO CLIPです。

テーマ曲は、かの名曲"Bohemian Rhapsody"です。
他人を殺してしまった青年の苦悩を表現したこの曲には、別の意味があるように感じており、僕は主
人公が殺めてしまった相手を、「水着の力を借りて、栄光をつかんだ自分」に置き換えてイメージをふくらませ、ストーリーを考えました。


の曲の
”Any way the wind Blows, Doesn't really matter
to me”という
有名なフレーズから、「ルール改正があったとしても、やるべきことをやってきたのだか
ら、
後は頑張るのみ!」という想いを込めて作成したつもりです。









そしてエンドロールでは、同じくQUEENの名曲、"Under
Pressure"を利用しました。最初耳にしたときは(中学生の頃ですね)、QUEENらしくね~な~と思っていたし、デビッド・ボウイのこともなめて
いましたが、いやいやカッコイイし、凄い曲です。



実はこの曲、THREDBO合宿中に、頻繁にTVで流れておりまして、使おうかな~と思っていたのです。ただし、原曲が流れていたわけではなく、UK出身のJEDWARDという双子のデュオによるカバー(Under PressureとIce Ice Babyをミックスしている!)が頻繁に流れていました(因みに、このカバーソングは、全くもってロックしておらず、アイドルソングと化してしまっています)。




















"UNDER PRESSURE"



"LIFE IS REAL"


"STAYING POWER"


"PALABRAS DE AMOR"



"CALLIN ALL GIRLS"








from "HOT SPACE"




QUEEN


(1982)



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このアルバムのLPで言うところのA面は、かなりDISCO色が強く、シングルカットされた曲が"Body Language"や"Staying Power"、"Back Chat"など、A面の曲ばかりだったので、『それまで』のファンの期待を大きく裏切ったものと推察します。



国によってシングルカットされる曲も異なっていますが、それだけ様々なスタイルの曲が収められている,バラエティに富んだアルバムともいえるでしょう。



DISCO調とはいえ、A面の曲のメロディの充実度は高く、これらをライブバージョンで聴くとカッコイイHRチューンに変わっています。たとえば、某雑誌の投票により日本のみでのシングル曲となった"Staying Power"は、ブラスバンドを導入したDISCOソングですが、僕は当時からそこまで嫌いではなく、その後LIVEバージョンを耳にした時、この曲の真のかっこよさを理解した次第です。



他方、B面の頭からの4曲は、従来のQUEENファンを逃そうとしない、『それまでの』QUEENらしさを備えた佳曲が揃っており、典型的なHRチューンである"Put Out The Fire"や、美しいバラード"Life Is Real"、"Palabras De Amor"、さらにはロジャー作の"Calling All Girls"も魅力的ですので、当時このアルバムを嫌った往年のファンも、これらの曲から先入観なく聴けば、このアルバムの良さや新たなる魅力を再認識出来るはずだと考えています。



ただし、QUEEN未聴の方でROCK好きのヒトに,最初のほうに奨めるべきアルバムではないことは確かでしょう(ダンスミュージックが好きな人にはお勧めできます)。



それではpaper







2010年4月9日金曜日

LIFE IS REAL

こんばんは

「あっ」という間に富士合宿も最終日を迎えました。

合宿の初日と4日目には、「2回練習」が行われたものの(後者はMD1、DISTのみ)、その他は1回あるいはなしという日もあり、当然のことながらトレーニング頻度やその時間が大幅に減っています。

BROKENなどの重要なWORKOUTもありますが、基本的には「気持ちよく」泳いでもらうことがメインとなってきます。

お世話になっている富士ポートホテルの食事も最高に美味しく、全体的にはどんどん良い感じになっていると思います。


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この時期は、日によってえらく調子がよかったり、一方で重く感じたりする日があったりと、選手が日々「感じる」調子とやらに大きな「ムラ」がでやすくなるようです。

また、テーパー期には、「暇」な時間が一気に増えるため、普段なら考えないことも考えてしまいがちな時期といえます。

この点、プールに居ない、つまりトレーニングをしていない時にも水泳のこと、特に「レースで成功するのか、しないのか」について「妄想」してしまうことがあります。

でも、まだ始まってもいないことに対して「妄想」し(短時間で、トレーニングとしてイメージすることはOK)、それに対して一喜一憂しても良いことはないように思います。

調子が悪い(と感じたとき)、あるいは自分が設定した目標に対して不十分な(と感じる)調子であったときには、未だみぬレースの結果に対して無意味に不安になったりします。

ですから、むしろ、トレーニング時以外では、水泳やレースのことなんて考えない方が良いと思いますし、周囲への気配りをしながら、楽しく過ごすことを「追求」する方が、数日後となったレースに対しても良い影響を及ぼすと考えます。

もしも、テーパー期のほとんどにおいて、調子が悪い!!!

と感じたときにはどうすればよいのか。

トレーニング処方としては、いろいろな手が考えられますし、その選手の持つ身体特性によってかなり変わってくるため一概にはいえません。

でも心の持ちようとしては、共通して、「大胆に過ごせ!」ということがいえると思います。

悪いから何とかしよう!との考えのもと、あれこれやり過ぎても神経がすり減るだけ(これがかなりマイナスになる!)、それならば「諦める」、というか「ふっきる」ような感覚で、良い意味で「ラクに」過ごし、「ラクに」泳ぐ...。


ちょっと「気に入らない」と思っていたクルマがあったとして、そのクルマを眺める角度(自分の立ち位置)を変えると、意外にも最高に格好良くみえたりすることがあります。

近くからアラを捜すようにクルマを観察すると、こまか~い傷や汚れがえらく気になったりすることがありますが、そんなクルマも、日々の手入れをしていたり、ポリマーなどの「基礎」を施しておくけば、少し離れてみれば(やっぱ、自分の立っている位置を変える!)、意外にもピカピカにみえたりすることがあります。

ただし、忘れてはならないのは、チームでやっている以上、「自分の存在や言動は、他のメンバーに大きな影響を及ぼす」ということです。Marauderでは、昔から「メンバー・ケア・マインド」を大切にしてきたと思います。周りに影響を与えない人間なんていないわけだから。

また、Marauderのようなチームであれば、「周り」に良い意味で「甘える」ことは全然OKだと思います。自分が少し落ち込み気味でも、このチームには「元気の充満度」を高めてくれる不思議なパワーがあると確信します。イマイチだな~と思うときこそ、このチームのパワーを信じ、活かして行くことが大切だと思います。

何れにしても時間だけは待っていてくれないですから...ね。

どう過ごせば良いかは、自ずと...ですね。


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この合宿においては、トレーニング頻度も減るため、開いている時間を利用して、選手権の前日に「流す」video clipの作成に勤しんでおりました。このお仕事をするようになってからは、試合前になっても、僕の場合、時間的余裕が全くできなくなってきました。でも、僕自身も楽しんでやっていますので、苦痛ではないのですが。

まだ未完ですが、今回は、アノ超有名バンドの曲をモチーフにストーリーを思案中です。以前紹介したこともあるかの名盤と、彼らのアルバムでは最も迷盤とされている(けど、個人的には嫌いではない)このアルバムから、1曲ずつ使用しようかと考えています。因みに、右側の迷盤のほうからは、"Body Language"ではないことは確かです。
















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それでは!