2011年11月9日水曜日

SIX DEGREES OF INNER TURBURENCE

こんばんは


WK6、2日目が完了しました。
T-30開けの本日は、午前中にDIST/MD1がGREEN、午後には全員でMain Workoutに挑みました。DISTはさすがにやることが異なりましたので、”独自”のトレーニング(3R x 13 x 100m DEC BLUE TO PINK)を行いました。その他大勢は、”この時期”であることを活かし、同じメインに取り組みました。


 MD1/MD2   3R x 12 x 25m on 30,35,40(R.)
 SP   3R x 9 x 25m on 30,35,40(R.)


というスプリント系トレーニングです。


かねてより、僕がSP系のコーチであれば「こうするだろう」というアイデアはいろいろとあるのですが、25m単位でのトレーニングバリエーションもそれらのうちにひとつといえます。
25mといえば、夏の遠征中に、AUBURN大学のBrett Hawkeコーチ(かの有名な"スプリンター養成コーチ”ですね...)から、25(m or yard)単位の激トレーニングを大いに活用しているという話を聞きました。


個人的には、それを中長距離選手やBR選手に活かす手法をいろいろと考えているのですが,今日は全体練ということで、割と「ひねり無し」で処方しました。これって、簡単に頑張れそうなトレーニングに思えますよね...。


ところが、25mという距離の中で良い泳ぎを全力で出来る者もいれば、なんとなく頑張りきれずに終わるという者もいるし、『追い込む』ことが出来ない選手も出てきます。かえって泳ぎがわかんなくなる者もいたし、短いが故に力んでしまい、あっという間に動きがわるくなった、という選手もいたようです。
さらにさらに、全員で”イッキ”にやったため、もんの凄い波が立ち、結果、良い泳ぎができずに苦しんだり、はたまたそんな環境に心を折られてしまった者も散見されるなど、様々な反応がみられました。


ベタな意見ですが、『まわりの環境を変えることは凄く難しい。だけれども、自分自身の考え方は、実は簡単に改善することが出来る!!!』ということ、やはり再認識すべきでしょう。
環境の悪さというのは、自分自身をより良い方向に変えてくれる”チャンス”かもしれません。挑むべき試練なのかもしれません。悪さを理由に、大切な『気持ち』を切らしてしまうこと...あり得ることですし、理解もできます。ですが、それで本当に”闘える”のでしょうか....


見定める方向が一緒であるとき、それを見る場所や角度を変えるだけで、いろいろな発見があるものです。自分では、最高と思ったことも、『そうでもない』と思えるようになり、以降、より素晴らしいアプローチをするようになることもあるだろうし、小さいことを気にして頑張ることや泳ぎに意識を集中出来ない自分を振り返ってみると、『何でそんな状態だったのかな』と思えることもあるかもしれません。


こういったことは、トレーニングのみならず、チーム内の人間関係についても同様かもしれません。『他人の気持ちを動かすのは難しいが、自分自身を変える事は簡単』だったりするわけです。
Marauderが、”より良いチームにしたい”ということを学年に関係なく、全ての選手が心から願い、そのために自ら努力する、素晴らしい”個”の集まりであって欲しいと思います。


強い”思い”は一緒のはずだし、その思いの実現のために、Marauderひとりひとりが出来ることといえば、”問題”が生じたとき、あるいは何らかの"気付き”があった場合には、やはり率先して『自分を変える』ということになってくるでしょう。


”チームワークの改善”ということ、学年の枠を超え、それぞれが努力するよう、「今の内から」取り組んで欲しい...ですね


それでは!!!

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