2012年5月18日金曜日

MIND OVER MUSCLE

こんばんは


3週に及ぶ"追い込み”の後半戦に入っています。
まず、昨日の2回目のトレーニングでは、MBとBBを使ったDRYの後、月曜同様のVolume Workに勤しんでもらいました。
どんどん「不具合」が出てくる状況ではありましたが、この日は”稀代の名将”Kotaroが陣中見舞いで登場してくれた上、現役MarauderたちのDRYの相手をしてくれ(自分も何種目か、チャレンジしていました...)、一気にKotaro Worldを創り上げ、大きなエネルギーを送ってくれました。


この人柄、一生の宝ですね。


きちんと自社製品の説明をした上で、たくさんの差し入れをしてくれました。ありがとう!!!






さて、明けた本日は、
 DIST; 20X150m "DIE HARD"
 MD1; 10 Rounds X 5 X 50m "DIE HARD"
という、”メイン”に挑んでもらいました。
満身創痍のなか、この長い長いセット(特にMD1の方は、80分程度の所要時間!)に対し、しっかり集中して挑めたと思います。


”泳ぎ込み期特有”の、比較的短いインターバル(これも訳あってのこと...)の中で頑張ってもらいましたが、意外にも長いインターバル時と変わらないタイムで泳げている者が多かった。このタフさは、今後の宝になっていくと思います。


☆   ☆   ☆   ☆   ☆


この4週間は、皆の「予想を裏切る」ようなWorkoutを処方し続けてきました。「今日はこれくらいだろう」とか、「今日はこれなら頑張れる」的な発想を封印し、出されたWorkoutの真意を即座に理解し、どのような”試練”に対しても、きちっと「向かって行く」姿勢を養うことも目的にしていたからです。


中には、自分が不調であったが故に、長期的な視野に立てず、逃げ道を考えたり、(一時的だとは思いますが)原因を環境やトレーニングに求める向きもあったように感じましたが、基本的には、皆きちんと「挑んでいけた」と評価しています。


基本に立ち返れば、選手はコーチが繰り出すトレーニングの全貌を予測できるわけがありません。そして、自分のカラダの中で起こっていることを、論理的に把握することは困難だと思います。
ましてや、過酷なトレーニングで追い込まれている時には、正確な判断は極めて難しくなると考えていますし、主観と客観のズレは正常時より大きくなるのも自然なことだといえます。
"Self-Produce"を標榜するMarauderといえど、このように「追い込まれている」時の選手の考えを100%支持するわけにはいかない場合が多くなるのは、当然のことだと考えます。疲労の状態が強まるほど、鋭い洞察と正確な判断は困難になるわけですから。


そうであるにもかかわらず、このような状況にあるときに、自分を納得させるようなトレーニングが出来ないと(仮にそれまでのトレーニングが良かったとしても!)、近視眼的な見方しかできない場合があります。それが”逃げ”だと気づかずに...。




「泳ぎ込み」の時には、信頼関係の大切さを痛感することが多くありますし、同時に、信頼関係の脆さも感じることがあります。それでも、最後の最後まで、「信じる心」と「素直な気持ち」を持てる者が、「真に」感謝の気持ちを持っている者だと思いますし、その初心を貫き通せる者が、最終的に良い結果を獲得するのだと信じています。
このような時期だからこそ、くどいようですが”初心”を忘れずに、そして焦ること無く、歩を進めて行って欲しいと願います。




それでは!!!









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