2012年7月29日日曜日

THE HEAT GOES ON

こんばんは

熱い日差しが戻ってきたWK43の後半戦も、Marauderたちの熱い挑戦が続きました。

後半戦の”メイン”は、いつものように、金曜日の午後に設定されました。
SPたちは、DEC TO MAXを3rounds、DISTたちには100m単位でのRACE PACE&DIE HARDに挑んでもらいました。人数の多いMD1については少々複雑で、あるメンバーは火曜に引き続いての100のDIE HARDを、他方についてはレーススーツを纏って挑むBROKEN MAXを、BR陣には50mのDIE HARDを処方しました。

SPたちについては、RyosukeやYuji、Masakiらが素晴らしいタイムで泳いでくれました。
MD1については、Marisaが中大練習を開始して以来、いちばんといえる泳ぎで気を吐いてくれた他、Takumiも「可能性」を感じさせる泳ぎを示してくれました。
DISTについては、最近「メインを外さない」Koheiが、今日もなかなかの頑張りを見せてくれました。
おしなべてみれば、「まぁまぁ」です。

それでも、何かスッキリしない、イマイチ...と思ってしまったのが、今週をとおしてみた僕の感想です。
凄い!と思わせてくれるタイムでトレーニングを完遂する者が少ない状況については、冷静に考えれば、「仕方ないかな...」と思う部分はあります。
この点については、前回の記事で触れたとおり、今がMarauderたちにとって大変きつい状況であることもわかっています。
これまでと、そして、皆の「可能性」から考えれば、去年よりも高い競技力を発揮できると、僕は思っています。

ただ、「優勝を目指す」ということを、全員で”本気”で考え、そのために必要なこと、有効なことを積極的に実践するという部分が充分でないことに、残念に感じてしまいました。

自分自身を情けなく感じる、あるいは悔しく感じるくらい、頑張れないあるいは「遅い」ようなトレーニングしかできない状況だから、声も出なくなる、出たとしても、「他の」選手がそれを聞いたら不快に思うことしか口から出ない(要するに「ネガティブ」発言が増える)。

キツイ状況だから楽しくしなければいけないと考え、「楽しい会話」をするのだが、必死になってい頑張っているチームメートの気持ちが二の次になり、楽しい場面にしか目がいかなくなる...(まわりが不快を感じていることに気づかない)。

先週から今週のように、トレーニングプログラム以外で、選手たちに大きなストレスがかかる状況である場合には、「悪い部分」が目立つことはありますし、これまでにも認められました。
それでも、例年に比べて、ネガティブな発言をする者が増えているのは、「本気」で優勝したい、そう心から思っている選手が少ないからか、あるいは「メンバー・ケア・マインド」を理解していない自分本位の選手が増えてきたか、どちらかなのかな...と思うと、凄く寂しくなってしまいます。

自分が頑張らなければ、優勝に貢献出来ない!
ひとりひとりが、そう思うことは間違ってはいません。むしろ、チームメイト全員が、そういった考えをベースに、高いレベルでトレーニングに取り組む必要性は高いといえるでしょう。

しかし、自分だけが頑張っても,総合優勝を勝ち取れるわけではないことも真理であることに、もっと目を向けても良いのではないでしょうか。

日々の厳しい環境やトレーニングの中で、毎日絶好調で頑張れるわけないし、当然落ち込むようなトレーニングしかできない日もあるでしょう。結果、上述したようなネガティブな、「良くない自分」が表出してしまう時期もあるわけです。

そんなときに、「悪い自分」に歯止めをかける手助けをしてくれたり、あるいはその時に眠っている「もっと良い自分」を取り戻すことに大きく貢献してくれるのは、”メンバーケアマインド”を理解しているチームメートに他なりません(最終的に、”変わる”決断をするのは自分だとしても...)。
トレーニング時に信頼関係をより強固にすることができる、「声かけ」が活発になれば、「闘い」のときの「応援の力」もより強まります。「本番」の舞台が設定されているその会場で、「声かけ」や「応援」がよりその力を強めるのために必要なのは、チーム内での信頼関係に他なりません。トレーニング時の信頼関係が強ければ強いほど、「本番」時の「言葉の力」は多大なる威力を発揮することでしょう。

極めて高い目標である、「総合優勝」を本気で成し遂げるためには、もっともっと、チーム力を高める必要があります。
皆の「悪い面」が出やすい今だからこそ、この点について、ひとりひとりが見つめ直す必要があるように思います。


この点、2012のリーダーである4年生たちは、本当に良く頑張っていると、少なくとも僕は評価しています。
もともとの「力」は大きくなかったかもしれないけれど、この1年間で、リーダーとしての資質を自分の中に見つけ出し、それを伸ばそうと努力してきたことはみてとれたし、明らかに改善が起きたと思います。そんな彼らの成長を、僕は凄く嬉しく思っています。

もともと持っている能力が高くなくても、努力の結果、改善に結びつけることができたのであれば、それは立派な「実績」ですし、もっと評価されて良いことだと思います。
むしろ、そもそも能力が高いのに、どんな理由があるにせよ、それを「発揮しない」(発揮出来ないわけではない)というのがいちばん罪深いことだと思います。

何れにしても、今年のインカレでも、やはり4年生は高い力を発揮してくれることでしょう。

4年生のいちばんの理解者であり、主軸となってチーム力を高めるための強力な「補佐」となるべき3年生たち。みんな、実力者たちだし、トレーニングについては良く頑張っています。しかし、チームのなかの「参謀」的な役割を果たしているかというと、これまた不充分という感想を抱かざるをえません(おしなべてみれば...ですが)。
強いチームには、リーダーたちの頑張りをより輝かせる、「参謀」の働きが不可欠となります。今年のチームをより強力に輝かせるためには、極めて高い競技力を誇る3年生たちが、リーダーたちの良き「参謀」になる必要があります。
リーダーたちとは別の路線で、独自のリーダーシップを発揮したところで、チームとしての大きな力は生まれないし、その結果、総合力はむしろ下がってしまうかもしれません。「良き参謀になれない者は、良きリーダーになれない」と、僕は思います。

3年生同様、実力者の集まりといえる2年生は、「上からの指示」で行動を起こしたり、「怒られないようにする」ことを念頭に置いた活動をするのではなく、真にこのチームを「優勝させたい」との思いで行動をとって欲しいと思いますし、「何が本当に正しいことなのか」を追求し、正義を貫いて欲しいと思います。

正直なところ、実力的にも精神的にも”まだまだ”といえる1年生たちには、自分たちが、どのようなエネルギーをチームに与えられるのか、この点を真摯に考えてもらいたいと思います。ただ、テクニック面や戦術面で、未確立のことが多いため、「必死になって」結果を出すための努力とチャレンジを重ねて欲しいということの方が強い...のが本音ですが。

いよいよ40日を切ってきました。
「その力」は、これからの期間で、もっともっと強力にすることが可能です。これまでにも、最後の最後で、強力なチーム力に仕上がったことはありました。
いずれにしても、それは、Marauderたち次第で...


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中大そばの行列店、「ラーメン二郎野猿街道店2」に、本当に暑い中、行ってきました。
お目当ては、「限定つけ麺」。今日は、「シークァーサーつけ麺」になっていました。
パンチ力があるとの評判のラーメンにつけ麺でも充分集客力のある店ですが、こうした「限定もの」をちょっとしたウリにしているところも人気の秘密なのでしょう。


見た目は、いつものつけ麺なのですが、いざ食してみると、「あの強烈な味」に、シークァーサーの酸味を追加したもので、なかなかの酸味を感じるものでした。
凄く美味い!わけではないのですが、絶妙な酸味バランスを誇るこの味は,他では味わえない逸品といえるかもしれません。


それでは!



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