2012年8月28日火曜日

THE CLAIRVOYANT

こんばんは

いよいよ、”闘い”に向けた最終段階、テーパリングに突入しました。
中大に戻った後、直ぐに実施した”レース・リハーサル”では、1ヶ月前に「あれほど」苦しんだプールなのか!?と思う位、Marauderたちは”軽快!”に見える、「ほぼ狙いどおり!」といえる泳ぎを示してくれました。

これからは、「上がっていく」しかありません。
その「上げ方」をコントロールするのは、僕らではないし、他ならぬ”みんな自身”です。それが出来る「最高の幸せ」を噛みしめながら、最もやり甲斐のある”テーパリング”に挑んで行って欲しいと思います。

真の一流選手は、最高のパフォーマンスを発揮する時と場所が決まっているなか、まるで精密機械の如く逆算し、その『目標地点』に向かって自分をコントロールし始めます。コントロールすることは多岐にわたるのですが、まぁ、上手いことやっていきます。
僕は、これまでのトレーニングの中で、自分をコントロールすることの大切さを様々な場面で教えてきましたし、最終的には自分で仕上げていくことは殊更に強調してきました。
トレーニングについては、泳ぎを創り、整えるための手法を、その順序も交えて伝えてきたつもりです。もちろん、それらのトレーニングが有する効果や意味についても、様々な場面で教えてきたつもりです。
すべては、『自分をコントロールし、最高のパフォーマンスを発揮する、"Self Produce"を実現する』ためです。大学生だからこそ可能となるテーパリングを、僕は目指しています。
4年周期の最終シーズンにあたる今年は、まさに"Self Produce"の色合いを濃くしてきましたし、その成果は、先ずは選考会で示すことも出来ました。
テーパー期間は、FTの割合が増える、それはそれは楽しい時期です。調子が思うように上がらなくて苦しんでいても、自分でやろうとしていることは、何だか楽しい。
そんな、自ら創り上げる喜びをベースに、これまでにやってきたことを今一度振り返り、初心を忘れずに、基礎的チェックを怠らず、その上で自分たちの『感性』を向き合いながら、仕上げて行って欲しいと思います。そういったことを実現できる多くの要素が、Marauderの中には根付いているハズですから。わからないことがあれば、尋ねることが出来る環境でもあると思いますので、それをヒントに、『自分流』を見つけ、確立していって欲しいと思います。そして、Marauderに居なければ体験・体感できないことが実は多くあるという”誇り”をもって、楽しんで取り組んでいきましょう!


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3年生スピーチ、続編です。

先ずは、Takumi。「勧誘活動の手伝いをしていて再確認したことがあります。それは、中大に入りたいと思っている高校生が凄く多いということ。そんなことを実感した後だからこそ、このチームに、今居れることを幸せに思うし、ここで頑張れることに感謝をしている」ことを先ず述べてくれました。その上で、「4年生の皆さんは、僕たち3年生の指導をするという関係上、本当にお世話になりましたし、大変な迷惑もかけてきました。それでも、僕は1つ上の学年が4年生の方々で良かったと思っています。4年生の皆さんには、僕たち3年生が『1つ下の学年で良かった!』と思ってもらえるよう、4年生を全力でサポートしますし、インカレでも大量得点を奪ってきます!」と宣言していました。
みんなに対する愛情を感じさせる「優しい」スピーチだったと思います。

続いてRyota。これまで、ベストが出なかったことや、特に昨年のインカレ前に怪我をしてしまった時に、チームメートに暖かい言葉をかけてもらったことが忘れられないとし、「そんなチームの力は無限大だ」ということを強調していました。苦しい思いばかりしてきたRyotaだからこそ、『迷いながらでも、自分で見つけた道は、教えられた道よりも確かだ』との思いを強くしたというコメントや、亡くなられたおじいちゃんへの想いは、聞く者の心を惹きつけたと思います。

Junpeiは五輪選考会にチャレンジするという経験を踏まえ、「自分自身を強く信じることと、必ず達成したいという強い意志によって、奇跡を起こすチャンスをつかむことが出来る!」ことを強調していました。そして、「Marauderのみんなは、これまで努力を重ねてきました。自分を強く信じる状態にあると思いますので、後は”意志”を持つだけです!」と繋げました。さらには「テーパー期は、今まで重ねてきた努力を練り上げる期間であり、『遠足の前日のようにワクワクした気持ち』になれる期間だと思います。強い気持ちを持って、必ず達成出来るという良いイメージをもって笑顔で突き進めば、必ず勝てると思います」とまとめてくれました。

3年生のアンカー、Maoは、「人間、これが”最後”だと思うと、とてつもなく強い力を出せると思います。4年生の皆さんは、凄い結果を出してくれると思いますし、みんなもそんな気持ちでチャレンジして欲しいと思います。」と切り出し、「Marauderは、中大に心から来たかった人の集まりです。そして、みんな、中大のために頑張りたいと思って入学してきたはずです。その初心を忘れずに、頑張って欲しい」ことを訴えてくれました。結びは、「僕は中大が好きすぎでヤバいです。自分がどうなっても良いから、全力でサポートします!」という嬉しい宣言。期待しています!

既に2年生スピーチに移っています。
成長の跡がみられるか....楽しみにしています。

それでは!

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