2012年12月16日日曜日

AS ABOVE,SO BELOW

こんばんは

WK11が完了するとともに、”ザ・泳ぎ込み”の第1クールが終了しました。いわゆる、ショートインターバルでの距離練が中心となるこのクールは、木曜からの3日間で60,000m程度の距離をこなしてもらいました(BRは別!)。

3日間を通し、午前中にはドリルワークを挟んで行うGREENセットでトータル9000mずつ(BRで8000)。
午後は、それぞれ”メイン”にチャレンジしてもらいました。

木曜日には、EN2~EN4のTotal Endurance系ワークアウトで11000m(MD1は10000m)こなしてもらいました。この日は、仁、毬沙、リュウ、佑馬が強かった...ですね。

金曜日には、Marauder中長距離グループ特有の距離練、"SHIFT CHANGE"と"Super EK"がメインとなるワークアウトに挑んでもらいました。DISTで12000m(メインは4X1500のSHIFT CHANGEと、10×100mのS-EK)、MD1で11000mの比較的長いワークアウトになりました。
BRチーム(+有加里)のみ、他のチームが土曜日にやることになった”メイン"、BEST AVERAGEを敢行
 8~6R×[6×50/1X200] BEST AVE.
なかなかにタフなセットですが、ウチのBR選手も、体力特性が極端に異なるので、最もタフな2人は8ラウンド、最もスプリント的性能が高い”彼”には6ラウンド(それでもトータル3000のハード)やってもらいました。
 この日は、毬沙が驚異的な粘りを見せた他、有加里も「これまでにはみられなかった頑張り」を示してくれました。BRとしては、かなり長めのメインでしたが、全員、「この時期だからこそ!」の精神で頑張り通してくれました。


ほぼ同様のセットを,他のグループは土曜日の午後に行いました。
 DIST; 8R×[8×50m/1X200] "BEST AVE."
 MD1;8R×[6×50m/1X200] "BEST AVE."
というセット。サイクルは[短め](50m⇒40~50秒、200m⇒3:10~3:50)としました。

今日はなんと言っても一大が素晴らしかった。朝の"タイミングドリル”でコツをつかみ、それを午後に活かせたとのこと。長いセットにもかかわらず、最初から挑んで行く姿は、ほんと、立派でした!
3年のIMコンビも、特に200mの方にポイントをおいた頑張りをみせてくれました。タイムも良かったです。

後のメンバーは、3日目の午後のメインということで、「もたなかった」感じでした。
ただ、「そういうことが起こる可能性が高い」ことも承知の上での処方です。僕の予想を上回る撃沈ぶりを示した者もおりましたが、諦めずになんとか最後まで泳いだ...ということで第1クールを立派に締めてくれました。

今シーズンは、始動期のバイクやラン、週3のストレングストレーニングによる追い込みをするなど、部分部分に、”極端にきつい”刺激を与え続け、それを変化させ続けています。
ここにきて、真っ当なスイムによる「追い込み」をかけていますので、これまでの様々なトレーニングにより疲弊した体に、さらなる変化を与えています。兎に角、時期に応じて、[極端なこと]をしてもらっていますので、[撃沈者]が出てもおかしくないわけです。そうだとしても、期間限定で、兎に角"距離練に挑む”ことをやり遂げて欲しいと考えています。この中で、何かをつかむことができれば、大飛躍の可能性は,さらに拡がることでしょう!



さて、こんな過酷なことをやっている中でも、自主トレを忘れないメンバー達がおります。
ザ・チンニングクラブ(仮称)のメンバーたちです。3年のIMコンビを中心に、BRチームの面々と、有加里さんが毎日頑張っています。なかなかのスターナムチンニング。


新しい4年間に入り、僕のチームも、[新しい習慣]が始まっていますし、[新しいプログラム]で通してきています。
そんな、[先が見えない]ようなプログラムのなかで、選手達も、[新しいこと]を追求していく姿勢が生まれつつあります。

僕のトレーニングは、決して楽ではないですし、そーゆー評判なので、[敷居が高い]ようにも感じますが、一度決心をした選手達は,そんなトレーニングのなか、笑顔を見せながら練習をすすめていきます。そして、終わった後、どんなに練習で撃沈しても、どんなに辛い思いをしても、この習慣を欠かさないという選手達が出てきたこと、頼もしく思います!

そんな彼らが”炸裂”する日が来るのが待ち遠しいですが、まだまだやることはいっぱいあります。

先ずは、第2クールに向けて、ゆっくり休んで下さい。

それでは!!!

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