2013年7月10日水曜日

UNIVERSIADE KAZAN 2013

こんにちは

2週間近く、空いてしまいました。
中日戦の前日、6/28からユニバーシアードチームが始動し始め、極めて”濃い”10日間を過ごしてきました。

結団式の翌日、6/30の『早朝練』から物語りはスタート。
7:00にはJISSを発ち、昼頃にはフランクフルトに向けて成田を発っていました。


フランクフルトで1泊したのち、モスクワへ。
てんやわんやのトランジットの後、カザンに辿り着くことが出来ました。12時間+1泊+3時間+2時間という、久々の『大移動』でした。

右上の写真が、選手村の中央部分です。
広大な敷地が用意されていました。

今回、選手村の入口(数カ所設置されています)でのボディチェックが、かなり厳しく、選手達が日本から持ってきたサプリメントや補食類は、殆ど没収されてしまいました。

大会終了後は学生寮になるという選手村は、1部屋4名で宿泊するようになっています。
最初は、『狭いな~』と感じたようでしたが、さすがに1週間もすれば、それぞれ快適に過ごせるようになってきています。
このバスケコートの奥に見える、”21”の棟が日本選手団の宿泊棟です。



食事については、かなり好評価のようで、僕自身も大変気に入っています。

広大な仮設テントの中に広がるレストラン(芝生が見える写真のなかの、電気自動車の奥にみえる白い建物)では、バフェ形式で食事が提供されています。

ヨーロピアン、パスタ類、ローカルフード、アジアンスタイル、イスラム教徒用に分かれていますが、それぞれ、美味しくいただけるものが多いと思います。
個人的には、『ローカルフード』、すなわちロシア料理のコーナーが一番楽しめています。美味しい。

ちなみに、いつものように、マックもありました(いつものように、大人気です)。

肝心のプールですが、今回は、初めてシンクロナイズドスイミングが採用されており、競泳に先立ってメインプールを使用するというスケジュールから、昨日、7/7まで、我々競泳チームは『練習会場』でのテーパーを強いられました。

この練習プールには、長水プールが1面しかないため、運が悪いとかなり混み合ってしまいます。そこで、他の強豪国とは練習時間帯を出来る限りずらし、朝イチの時間帯と午後一番遅い時間帯に練習を設定するようにしました。

選手達も、『自分の思い通りに行かない』という状況のなか(今回は特に酷い)、柔軟に、臨機応変に対応していると思います。

この点、今回、総務のような働きをして下さっている武田コーチ(早稲田大)や倉澤コーチ(日大)のご尽力により、あんまり機能的ではないシャトルバスの手配や、プールの手配がスムーズになされてきた結果、選手たちは、あまり『不自由さ』を感じることなく臨めたものと思います。

こうした、「至れり尽くせりの状況では無い」ことが、かえって短期間ながら『チーム力』を高める結果に繋がっているように感じています。実際、選手間の雰囲気も、かなり良くなってきていると思っています。

ちなみに、本日、つまり、レースの前日になって初めて、試合会場のメインプールで泳ぐことが可能となりました(昨日までは、サブプールでのアップとなった)。右上の写真は、ちょうど、スタート台に立った時にみえる風景ですね。





ユニバーシアードの良いところは、そのメンバーのほとんどが『インカレを大切に思う』大学生がほとんどであり、ひとりひとりが『チームワーク』を意識しているところ。

佐々木ヘッドコーチ(ゆうさん)も、その点を理解し、彼らの良い点を引き出そうと、毎晩『良い環境』で、チームミーティングを行っています。
僕自身も、このチームをより良いものへ!という意識で、ヘッドコーチに意見を献上させてもらえていますし、そのほとんどが実現しているところに、心から感謝しています。

ミーティングのうち、1回だけ時間をいただき、Marauderたちに話すような『チーム力』講座も設定することが出来ました。

そして、本日、レース前日には、Marauderで実施しているように、Motivational Videoを披露することになりました。
”Marauder流”の「持って行き方」に近いことを、ゆうさんに実現していただいた次第です。

このビデオについては、そもそも、ヘッドコーチに依頼されてやったことなのですが、行間を読んで、「それなりのもの」以上に仕上げたつもりです。

ユニバー担当選手達のプログラミングとコーチング、Marauderたちとのやりとりやプログラミング・Workoutづくりと、『いつも以上』に時間が足りない!!!という感じの10日間でした。

明日から始まるユニバーシアード。
先ずは、そこに向けて,全力を注いでいきます!
明日は、4継に千彰が登場します!!!

ちなみに、僕の担当する選手たちは、彼らです!

それでは!

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