2013年11月4日月曜日

HEADING FOR TOMORROW

こんばんは

新たな週に入りました。
今週は、週末に試合があります。ここでの"挑戦”を含めたプログラムがWK6の”キモ”となります。

ここまでにやってきたことを、レースという"挑戦”の場でどれだけ昇華させることが出来るか。
やり甲斐のある週になるかと思います。

昨日、一昨日は、日本水泳・水中
運動学会に行ってきました。
初日には【最速のクロールについて考える】内容のシンポジウム形式の講演があり、2日目が【最高に効率的なクロールを考える】というような内容の教育講演的なプログラムがあったため(実際のタイトル・テーマは違います...)、個人的には興味深かったです。

2日目の講演の内容は、僕がこれまでに取り組んできたことの正当性を証明してくれるかのようなものであったため、「すんなりと」自分の中に入ってきましたし、新たなアイデアも頂きました。
もちろん、初日の内容もおもしろかったのですが、どちらかというと、【最高効率】の話の方から貰える可能性の方が高いと感じました。

世界的にみても、現状では、極めて効率の高い技術で最高泳速を出そうとしてる選手は居ないように思いますし、多少の効率の低下を無視してでも高いパワー出力を水に対して発揮せんとしてきた”挑戦の数々”が、現在のFRのスプリント界の"トレンド”を創り上げてきたのだということは感じています。

それでも、かつての”王者”であるA.Popov選手のような高効率と思われる優れた技術でスプリントの世界を席巻することも出来るのではないかと考えています。

というわけで、個人的には、【最高泳速】を追求してきた泳ぎから【効率を高める】ことはかなり難しいが、【効率の良い泳ぎ】から【最高泳速】をより高めることは難しくない、という認識をさらに強くした次第です。

背が低く、パワー出力の低い日本人が、世界の舞台で戦える技術を持てるようになる...。
そのための”挑戦”を、引き続き取り組んで行きたいと思います。
理屈としての「方向性」は見えている(つもり)ので...。

それでは!












0 件のコメント:

コメントを投稿