2016年9月7日水曜日

THE PARTY'S OVER

こんにちは!

2016シーズンのインカレが終了しました。

戦前予測では、総合優勝した明治大学とは144点もの大差をつけられて5位となる見通しでした。



しかししかし、さすがはMarauder。

最終的には55点差にまで詰めた上、常に先行していた中京大学を最後の最後にかわし、2011年のインカレを彷彿とさせる大逆転劇で、準優勝を勝ち取ることが出来ました。

いくつかの躍進やサプライズがある一方で、いくつかの”イマイチ”や”う~ん...”があるのはどこのチームも一緒のように感じました。

Marauderについては、驚くような躍進を遂げた選手がほとんどみられず、”実力者たち”がほぼ期待どおりの点数をコツコツと稼ぎ、上位の位置をキープしてくれたという印象が強く残っています。


全てにおいてベストを出して気を吐いた闘将、鷹志を筆頭に、敬太、壱基、一総、康平といった、毎年必ずインカレでは得点を獲ってくる戦士たちが中心となり、念願の舞台に立てた祐樹や一貴の躍進により、大きな点数を得ることが出来ました。

もちろん、B決勝の舞台で”いぶし銀”的な活躍を示した純平、和哉、直樹、卓也らの活躍も、今回の準優勝を語る上では欠かせないでしょう。

さらにいえば、”チームとして”闘っているMarauderでは、点数獲得には直接貢献していなくても、大きな力になっているということも忘れてはいけないし、マネージャーや選手スタッフの献身的な働きがチームの土台を支えたことは間違い無いと思います。

今回は、この3日間の戦いの中で、チームとしての成長が著しく感じられました。

1人1人が、最後まで諦めず、”チームのために”尽くそうとした結果だと感じています。




そうした”成長”や”進化”が”力”となり、最終日の”躍進”に繋がったのだと思います。

前日の200IMで大ベストを出した祐樹と”インカレ男”壱基が揃ってA決勝に進み、少し低迷していたBK陣が最終日に気を吐き、全員でA決勝の舞台に進んだり、敬太がまさかの爆泳を8継の予選で魅せ(200BKの金メダルを上回る活躍!?)、予選落ちすら噂されたチームをA決勝の舞台に押し上げたりと、予選から凄まじい力を発揮してくれました。

決勝の舞台においても、鷹志がさらにタイムを上げて優勝戦線に最後まで残ったり、予選で悔しい思いをした一総と晨の2人が、相当なプレッシャーの中、きっちりとタイムを上げるという”仕事”を成し遂げ、さらには8継では、みんなが死力を尽くしながら力泳しつつも、疲れを隠しきれない状況になった中、アンカー祐斗が粘り強い泳ぎをし、順位を上げ、準優勝を決定づけてくれました。

これらの”躍進”は、Marauderでなかったら、もっと言えば、今年のチームでなかったら実現されなかったのだろうな、と強く感じました。

今シーズンは、五輪シーズンということもあり、まさに劇的なドラマがいくつもあった、本当に長い1年でした。

困難、試練を”乗り越え”勝ち取った準優勝は、”誇り”に思って良いと思います。

実際、皆の心に強く残ったインカレだったのではないでしょうか?


僕自身も、選手たちが持っている可能性の大きさを感じたとともに、その可能性を引き出す、本当に大きな力を持っている”チーム力”の凄さを改めて感じることが出来ました。



「最後まで諦めず、成長し続ける」

そんな素晴らしいチームをつくり上げた4年生たち、本当にお疲れさま!

3年生以下のメンバーは、きっと来年、そのイズムを継承し、”凄い”チームを創り上げてくれることでしょう!



◎     ◎     ◎     ◎     ◎     ◎

2016インカレのためのMotivational Videoは、これまでのMV史上、”最長”となりました。

これは、僕のせいでは無く(笑)、皆の「気持ちのこもった」メッセージを余すことなく表現し、かつ、各泳法チーム毎の楽しい”抱負”をきちんと示した結果(苦労しました)なのです。


"Come Through"と名付けられたこのビデオのタイトルは、様々な困難や試練を乗り越えてきたMarauderたちに捧げたものであり、そしてインカレ中も必ず降りてくるであろう、”最後の試練”に対し、「絶対に乗り越えるんだぞ!」という”念い”を僕なりに表現したものです。

さて、挿入歌については、以下の通りになります。

★イントロ(4年生作成)

 "When Love & Hate Collide"
  DEF LEPPARD

 "Keep on Loving You"
  REO SPEEDWAGON

僕なりの、4年生に捧げるメッセージと言えます(タイトル、歌詞に意味あり...)



★本編
 1. "Life Goes On"
   THE SZUTERS

 2. "(Can't Live Without Your) 
  Love & Affection"
  NELSON

 3. "With A Little Love"
   HAREM SCAREM

 4. "Mother's Eye"
   ENUFF Z'NUFF

 5. "The Day I Met You"
   LILLIAN AXE


 6. "I Will Come Through" 
   VALENTINE

何れも曲、とりわけ『歌メロ』重視で選んでますが、最後のVALENTINEの曲だけは、その歌詞の意味も重視しています。

例年、バラードの名曲ばかりを選んできましたが、今回は最後の2曲に絞っています。

特に、切なすぎるLILLIAN AXEのバラードは、哀愁のメロディが大好きな人には自信を持ってお勧め出来る名曲ですね。

タイトル曲とも言える"I Will Come Through"は、名曲を数多く発表してきたロビー様(と言われているようだ)の曲の中でも、最もドラマティックかつ感動的な曲だと思います。





★エンドロール

 1. "Don't Answer Me"
   THE ALAN PERSON'S PROJECT

 2. "She Don't Know Me"
   BON JOVI

 3. "Gonna Get You Someday" 
   WIG WAM

 4. "Never"
   HEART

 5. "Kick Start My Heart"
   MOTLEY CRUE

 6. "The Party's Over"
   JOURNEY


  
 7. "I've Done Everything For You"
   RICK SPRINGFIELD





というわけで、使用した楽曲もめちゃくちゃ多かった。

エンドロールの5と6は、ミドルチームの寸劇の内容に合わせてチョイスしました(ピッタリだと思うのですが...) 

これらも、メロディックHRの屈指の名曲たちです。


MVは、文字情報量が半端ない上、全部通しで見ると54分という長さ(!)なので、これに対峙するときは、心に余裕があるときの方がよいかな、と思います。
(エンドロール後半からは、気軽に見れますが...)


既に、このBLOG上でも"Come Through"を見れるようにしておきました。

また、VIMEOの僕のサイトに行けば、これらのMVたちをダウンロードすることも出来ます。

興味有る方は、是非ご覧になって下さい。

それでは!!!