2017年2月26日日曜日

HERETIC

こんばんは


先ずは告知です。
OBの方で、吉村先生のご退職記念パーティの案内を
受け取っていない方は、
”ここ”から案内状をダウンロードして下さい!


さてさて、本題です。

(僕にとっては)怒濤の2月が”あっ!!!”という間に過ぎ去ろうとしています。

WK22は、レース(KONAMIオープン)をメインに据えた週とし、WK23は再び”カツを入れる!”週としました。

僕は大学のスキー実習の主任であったため、WK22はみんなを見ることがほとんど出来ず、そこから明けて始まったWK23では、結構な驚きと発見がありました。

インターナショナル合宿から不在にしていたため、2週間程度、ほとんどの選手を見れていなかったのですが、その間に「お前誰だ!?」という感覚を受けるくらい技術が変化していた者もいましたし、体格も変わっているような印象を受けた者が一部おりました。

ほんの2週間みなかっただけで、こうも変わるものか...

こういった感覚は、これまで、特に2年くらい前まではあまり味わえなかったことです。

自分で考え、感じ、創り出したり微調整したりが得意な選手が減っているのかな...と、少し思いました。

かつては、僕の留守中に技術を改善し、コツを掴み、飛躍した者が少なくありませんでした。

彼ら曰く、「僕が居ないからこそ、チャンスだと思った」とか、「みている人が居ないからこそ頑張るようにした!」ようで、何れも”自身の決断”が大きな決めてとなったようでした。

僕自身も、選手時代はコーチが居ない時が長かったのですが(大学2年のオフから大学院1年生まで)、そこの期間に自分自身が何者であるか、何となく見つけることが出来、自分を高める方法を知り、自分をコントロールする術を把握しました。

結果、この期間が最も記録を伸ばすことが出来、コツを掴んでからは、ほぼ「大会の度にベスト更新」を果たすことが出来ました。

そうなってからは、水泳が楽しかった。
生まれて初めて楽しいと思えた時期だったかもしれません。

Marauderたちにも、この至高の達成感や喜びを知って欲しいし、それを追求して欲しい。

だからこそ、「共に考え、創り上げる」姿勢が必要だと思います。

「そうするフリ」をする必要はありませんし、わからないことはビシバシ訊いてくれば良いだけです。

その上で、それをヒントに考え、感じ、創り出したり調整したり出来る能力を高めて欲しいのです。

ヒントはきっかけはそこら中にあります。
いくつか、与えてもきました。

僕が現役で活動していたときと違って、有益な情報も手に入りやすい時代ですから、工夫の幅も広がることでしょう。

「もちろん、情報に溢れすぎているから、何が本当かわからん」という人も居るだろうから、そんなときは尋ねてくれれば良いだけだと思います。

僕は、尋ねられたら答えられるコーチになりたかったので。

良いものを創るには準備が必要です。
良い結果を望むのであれば、それ相応の努力が必要です。

そして何より、”決意”が必要になると思います。

残り45日を切り、Marauderたちには、淀んでいない、ピュアな”決意”が備わってきたのでしょうか?

実は”それ”が一番大切だったりします。


◎    ◎    ◎    ◎

BLOGは2週間お休みにしましたが、その間にもラーメン履歴は増える一方。シュウイチでは紹介しきれない感じになってきました。

まずは、昨日”再デビュー”を迎えた「ゆなみ屋」さん。

「ゆなみ麺匠」という屋号に変えてのスタート。

看板メニューだった「ぽってり」がなくなり、「濃厚醤油ラーメン」と「あっさり中華そば」を新たな看板にする意気込みが感じられました。

店主は、やたらと「あっさり」を進めてきましたが、この日、昼食を摂れなかったために、「濃厚」をチョイス(海苔増しで...)。

なるほど、濃厚です。所謂、”家系”の味ですね。

直径、動物系(鶏豚)の濃厚ラーメンという感じ。

ぽってり同様、魚介系のカエシを使っているようですが、動物系の迫力がありすぎで、ぽってりほどの旨味は感じませんでした。

また、ぽってりで感じられた異様なほどの「甘み」もなく、これに関しては自然な印象を受けました。

何だか、批判しているような感じになってしまいましたが、かなり美味しいです。
トロトロチャーシューとレアチャーシューの何れも高レベル。
濃厚な醤油ラーメンには、なぜか海苔が合います。

丁寧につくられた家系のラーメン、という感じです。

ただ、全く予想していなかった味に、ちょっとびっくりした次第です。

魚介系の風味を活かした濃厚かつ甘さを感じるラーメンとして完成度の高かった”ぽってり”をなくしてまでやりたかった味がこれなのか、少しだけ疑問に思いました。

次回は店主お勧めのあっさりにチャレンジします。
楽しみ!



一方、KONAMIオープンの日は、東陽町の名店、「らぁ麺やまぐち辣式」に行ってきました。

ここでは、何と言っても、”麻婆まぜそば”。

これは、僕のような花山椒好きにはたまらない逸品で、辰巳で試合、となるとついつい行きたくなってしまいます。

相変わらずのクオリティにホッとしました。

あまった餡にご飯を投入して麻婆メシ!

最高でした。

それでは!


2017年2月12日日曜日

LET THERE BE LIGHT

こんばんは!

WK21が終了しました。

今週は、週末にレース(きららカップ、東京都冬期水泳競技大会)を据えた”チャレンジ”週となりました。

木曜日までは通常のトレーニングの中で強化を推し進め、後半戦は課題をもってそれぞれの”チャレンジ”を追求してもらった次第です。

「自分で決めた」目標に向かい、そのために必要となる”強化”を続けて行く中で、ただただ鍛錬を重ねるだけでは、その成果を見誤ってしまうこともあるでしょう。

今回のチャレンジは、Marauderたちにとって、どのような意味を持っていたのでしょうか?

一部の者は、選手権やジャパンオープンの制限記録を突破することを目標として挑んだのかもしれませんが、多くの者にはより大きな目標があったはずです。

その目標に向かって行くためには無くてはならない”挑戦の場”であり、その結果もたらされるであろう”さらなる課題”を、一番わかりやすいカタチで獲得するために、各々の意志で挑んだハズだと思います。

意図していない結果に萎縮し、本来教えてくれるはずの「大切なこと」を見逃してしまったら勿体ない。

「あの挑戦、そして振り返りがあったからこそ、その後の成功に結び着いたんだよな!」
と言えるような挑戦にしないと、そこに向かっていった自分にも申し訳が立たないと思います。

競泳というスポーツでは、”挑戦した結果”が、本当にわかりやすいかたちで表されます。

否応なく、その結果に対する原因・要因と向き合わなければならなくなります。

だからこそ、素晴らしいのだし、様々な能力が高まるのだと思っています。

Marauderたちが頑張り続けてきたことは、良く知っています。

その頑張りを昇華させるためには、やはり”振り返り”は欠かせません。

これだけ時間をかけて取り組んでいることなのだから、原因・要因がわからない、なんてことがあるはずはないでしょう!

認めること、そして、認めた上で、前進すること。

このシンプルな作業の繰り返しが、”進化”につながるし、アスリートとしての”深化”をもたらします。

さてさて。

僕はというと、前半戦はインター合宿、後半戦は山口に移動してきららカップでコーチングをしておりました。

通常とは異なり、数少ない選手と共に、挑戦してきました。

この点、レース後に血中乳酸濃度を測るなど(久しぶりにやりました)、僕なりに”新鮮な気持ち”で、可能性の追求もしました。

その他諸々、兎にも角にも、収穫のある週となりました!

選手権まであと60日。

この選手権に対する”挑戦”は一生に一度しかできない、かけがえのないものです。二度とやってこないチャンスです!

爽やかに、前を向き続け、頑張っていきましょう!






◎     ◎     ◎     ◎



拝島の「凜々(リリィ)」に再訪しました。

お目当ての”凜々しい特製煮干しラーメン”を頂くために。

丸鶏中華そば同様、完成度の高い、美しいビジュアルどおり、丁寧に作られた魚介がほのかに香る上品な中華そばに仕上がっていました。

一口食べて思ったのは、”貝の香り”が独
特の旨味を醸し出していたこと。
煮干しそばの説明文をみても、どこにも貝出汁のことは書いていない。

店主に聞いてみると、貝出汁の醤油を使っているとのことで、「隠し味」に使用したそう。

個人的には、隠し味どころか、かなりの旨味を主張していたなぁ、と感心した次第です。

前回同様、絶品のレアチャーシュー、鶏チャーシューはもちろんのこと、麺の旨さも伝わってくる、やはり完成度の高い中華そばでした。

今回の「スープ割り」は、”鶏と貝とシークヮーサー”になっており、これを敢行した途端、爽やかな香りに包まれる和風だしに変身しました。

しかし、個人的には、前回同様、スープ割りをしない方が美味しいのではないか?という思いは消せませんでしたが。

何れにしても、何度も通いたくなる至福の味、と言える完全に僕好みのラーメンでした。

それでは!!!

2017年2月5日日曜日

TILL I GET WHAT I NEED

こんばんは!

20週目が終わり、選手権まで70日を切ってきました。

今週でようやく選手を悩ませた期末試験も完了し、いよいよ”勤しめる日々”が始まったわけです。

今週からは、本当に重要な時期に入っていきます。

真の実力を高め、実践力を養うために必要な時期といえるでしょう。

トレーニング的には、これまでより、高い強度で追い込むとともに、これまでより、レースへの意識を高めて追い込む!
ということを主眼においたプログラムを展開していきます。

Marauderたちには、トレーニングの場以外でも、”工夫と努力”をして欲しいと願っています。

上述のトレーニングを実現するためには、まずは、自分の身体に対して、もっと気遣う必要があるでしょう。

そして何より、自分の身体と積極的に向き合い、対話することが重要になります。

自分の身体が、何を求めているのか、その真意を読み取るわけです。


そしてそして、これまでより、”チーム”を意識して頑張ることも忘れてはならないでしょう。

いまは、それぞれの特性に応じて特化した、個別性高いプログラムが展開されています。

これは、”Marauderだからこそ出来ること”だということは忘れないで下さい。

一緒に居ないと、チームは出来ないのか?

一緒に頑張らないとチームは出来ないのか?

そもそもチームとは何なのか?

どうすると、良いチームになっていくのか???


こうしたことを理解していないと、個別プログラムは展開出来ません。

チーム意識が無いところ、そしてチームがどのようなものであるかの理解が希薄なところでは、チーム力を高めるために同じ練習をしたり、連帯責任的な報酬と罰則があるかもしれません。

僕らは、そういったやり方を良しとはしていません。


やはり、Marauderの良さは、”チーム力の素晴らしさ”であるからと考えているからです。

この時期、先ずは自分自身としっかりと向き合って下さい。

そして、チームメンバーを気遣える優しさと強さを養っていって欲しいと願います。




◎     ◎     ◎     ◎

試合が比較的多くある時期に入ってきました。

先週行われた東京都選手権では、素晴らしい拉麺にであうチャンスでもありました。


まずは、辰巳と東陽町の間にある塩浜の「らーめん金子」
かなり歴史のあるラーメン屋なのですが、恐らくここの店主は研究熱心。

この時代に充分勝負出来る、クオリティの高いラーメンを提供していただけました。

”和風らーめん”は、あたかもおすましのような、本当に上品な味わい。
パンチ力とかガッツリとかとは無縁の、本当に味わい深い逸品でした。

ちなみに、店主の奥様がつけたというぬか漬けと、味わい深い出汁を作るのに使った椎茸の煮物は「自由に」頂くことができます。


さて、現代風ラーメンの先導役となった「麺屋武蔵」の芝浦店にも
足を運ばせていただきした。

ここのウリは、”芝辛麺”という辛さがウリのラーメンは、花山椒がぴりりときいた、かなり僕好みの辣麺でした。

ベースとなっているスープも美味しいでしょうから、より味わい深くなっているという印象でした。

普通の武蔵ラーメンよりも好みですね。

さらに、”芝浦餃子”がエグい。

芝辛麺の味を濃厚にして、それを焼き餃子の上に乗せたものなのですが、この本来は主役たる餃子を引き立たせる存在であるはずの辛葱たちは、完全に主役を奪うようなインパクトのある状況に。

いやいや、美味しかったです。
ただ、最早餃子は要らないのではないか、とおもうほど、餃子を食べている印象は低かったです。

この餃子を頂きながら、ビールを飲めたらどんなに幸せだろうかと思いましたが、バイクで訪れていたので、大汗だけかいて、その喪失した分の水分をお水で補っていました

また機会があれば寄らせて頂きたいと思ったお店でした。

それでは!