2018年3月13日火曜日

MEXICO CITY ALTITUDE CAMP 2018-7

こんにんちは

本日は、僕たち先発隊(DIST+MD1)にとって、最終日となりました。

この第7ステージは、ペースワークや、パワー系トレーニングはあるものの、どちらかというと全体的な負担度は低く、"整える”意味合いの強いトレーニングが中心となりました。


SPたちは、標高2280mで行う"The Race"。
試合以上の緊張感と、ある種の"恐怖感”の中、挑んでおりました。

ちょうど、MD1たちの練習時間と一緒だったので(一緒にしたので)、この合宿で最初で最後の"ウォー”をやりました。
勿論、OB2人もきっちり参加しています。

龍主将も、やり甲斐があったのではないでしょうか(笑)


その"The Race"では、かなりしんどい思いをした選手も居たようですが(笑)、良く頑張ったと思います。

この、通常では体験できない緊張感と、実際に全力で挑んだ結果もたらされる刺激を求めて、お金と時間をかけて”ここ”に来たわけですから、全力を振り絞った選手には必ず良い刺激が残ると思います。


海外合宿では、いっつも「何か」起きますが、今回も 御多分に漏れず、まーいろいろありました。

それでも、面倒くさがらず、きちんと対応していけば、「何とかなる」ことの連続でした。

凄くついているな、と思わされることも多く、僕としては、感謝の気持ちで溢れています。

この合宿では、新しい測定を始めたこともあり、コーチサイドとしての気づきも多く、また、選手たちが持つ大いなる可能性の"凄さ”にも気づかされました。

選手1人1人の真摯な気持ちも伝わってきましたし、僕自身、いろいろと収穫の多い合宿となりました。



大学に残って頑張っている選手たち、とりわけ、コーチが皆無の状態で頑張っているDIST、MD1、BRの面々には、この期間、”大いなるチャンス”がいっぱい有ったのでは無いかと思います。

ワークアウトこそあったものの、それをきちんとやろうが、さぼろうが、とやかく言うヒトが居ない。
その分、泳ぎが崩れた時に指摘するヒトも居ない。

チームメイトも居るけれど、まさに、”自分との対話”、そして、”自分との戦い”になったのではないかと思います。

僕自身が、コーチが居ない状況で泳いだ期間が3年間もあったし、その間に気づいたことも数多くあり、人生で最もパフォーマンスが伸びた時期でもあったため、僕が全く見れない時期も、"チャンス”に変えられるのではないかと思っています。

実際、これまで強化合宿に来れなかったメンバーで飛躍した者も少なく無いですし、決して楽な状況ではないけれど、選手の"メンタル次第”ではチャンスになると信じています。

この間も、メールなどでのやりとりを見ていて、凄く成長したな、と思えるような選手もおりました。
この後も、この状況は続きますが、是非とも良いチャンスにして欲しいと願っています!


◎    ◎    ◎    ◎

”いつもの”お店以外で、訪れた結果、幸せな気持ちにさせて頂いたお店を紹介いたしtます。


多摩地区ではなく、調布と世田谷の境あたりに位置する仙川の「しば田」さん。

「鴨だったら、しばたでしょ」と言う口樂さんのお言葉に導かれ、1月のさむーい日に行ってきました。

閉店5分前の時間帯に行ったのに行列が出来ている、超有名店です。


あまりにもお腹がすいていたので、人生ではじめて、同じ店で2杯のラーメンを頂きました。

まずは”ウリ”である鴨ラーメン、”中華そば”を頂きました。

もう、評判どおり、最高でした。
鴨は、へたをすると臭みが出る食材だと思うのですが、うまーくその風味を引き出していました。基本は、煮干しのスープだと思うのですが、それとの組み合わせが秀逸。
びっくりしました。

そして、もう1杯が、その”煮干しそば”。

いやいや、これも素晴らしいです。

しば田といえば、鴨でしょ、ということで煮干しはイマイチと思っているヒトもいるようですが、煮干しを看板にしているところよりよっぽど良いスープに仕上げてくれています。

深み、エグミ、旨味が程良いバランスで取れていると感じました。これがあるから、中華そばの完成度も高くなるんだな、と唸らせてくれた一杯でした。

僕が入間町に住んでいた頃にこの店があったら、週3で通っていたろうな...

それでは!

2018年3月10日土曜日

MEXICO CITY ALTITUDE CAMP 2018-6

こんにちは

メキシコシティ高所合宿の第6ステージが完了しました。
DIST・MD1が挑む最後の強化練習!ということで、3日間という短めのステージ(第2~第5ステージまでは4日間単位、第6~7ステージは3日単位なんです)でしたが、コーチ・選手共に気合いを入れて臨みました。みんな、しっかりと頑張りきれたのではないかと思います。


このステージでは、何れのグループも、レースタイプあるいはレースペースタイプのトレーニングを行っており、実戦的な取り組みを行っていました。


低圧低酸素環境でトレーニングを行うということは、"日常とは異なる環境で頑張る”ことが"強烈”なレベルで行われることになり、身体にも強い刺激が与えられることになります。

そのため、(平地だったら気にならない)ちょっとした変化を気にする必要がありますし、すぐに対処していくことが大切になっていきます。

日々のワークアウトについては、”大枠”はあるものの、選手の状況を見て,当初予定から大幅に変えることもしばしば。
今回、幸いにも、トレーニングレーンをきちんと(いや、予定以上に)確保出来ていたため、個々に合ったトレーニングを処方出来たし、そういった"調整”がやりやすい状況にありました。


あとは、栄養面の充実化が必須となるのですが、今回はみんな、手こずっている!感じです。

高所トレーニング施設であるのに、タンパク源は鶏肉と白身の魚のみ(これが何と見いえない臭みがあり、日本人のみなさんは、苦しんでいます)であるため、どう考えても鉄分やCoQ10が不足することが予測されます。

豆類は出るものの、魚同様、日本人は苦手のようで、手をつける選手は少ないです。


サラダやフルーツは毎日毎回ほぼ同じものが提供されます。

選手たちは、美味しい・美味しくないの感覚を自ら麻痺させて、自分の身体に必要なものを”頑張って”摂取している感じです。
これを怠ると、満足に動けなくなったり、疲労が抜けづらくなったりすることが容易に予測できるからです。

それでも、ただ食べるだけでは限界があるため(タンパク源の問題は深刻!)、不足しがちな栄養素を補完する工夫が必須になるのが、DMOCでの合宿ということになります。

想定していた状況とは異なってしまいましたが、Marauderたちにはかなりの準備をさせたので、大丈夫だと思います。

国内組も、しっかりと【自分で考え、調整する】ことを強いられる状況が続く中、これをチャンスととらえ、成長して欲しいと願っています。

こちらもあと僅かです。
お互い,頑張っていきましょう!





◎    ◎    ◎    ◎
響さんの限定で最も印象に残った
濃厚甘海老カレーラーメン
下のチャーシューチーズ海老ご飯との相性も最高!

先の4店舗ほど行ってはいないのですが、八王子の「響」(ひびき)さんの限定も、僕は好きです。

特に美味しかったのが、”濃厚甘海老カレーラーメン”ですね。口樂さんほどスパイスを巧みに使ってる感は無いのですが、充分にスパイシーで、その名の通り、濃厚な逸品でした。

一緒に頼んだ、”チャーシューチーズ海老ご飯”に残ったスープを入れると....最高でした!


バランスのとれた、濃厚魚介豚骨でした
ここの”濃厚”系のラーメンは、おそらく皆さんが想像するほど濃厚ではなく、適度な美味しさに仕上げられていて、僕にはちょうど良い感じです。

”濃厚魚介豚骨”もその1つだったと記憶しています。
これは美味い。燻製肉は余計な個性を主張しない
だけど、確実に美味しさに貢献している。

燻製肉をスープに溶かし込んだ”燻製肉スープラーメン”も香り豊かな逸品で、最後の一滴まで美味しく頂けました。

ここの限定は、一期一会ではなく、何回かに1回、同じコンセプトのものが出てくるので、フェイスブックをしっかり見ていると、これらの限定に巡り会えるかもしれません。

どうやって作られたかも、事細かに記されていますので、見ているだけでも楽しいです。


以前よりさらに美味しくなっています
みやみやさんの味噌ヌードル
さて、次は僕のBLOGではあまり登場しない、味噌を少しばかり。


今は無き「隼」の味噌、好きだったからな...
楓さんで復活した時には嬉しかった。
今や超有名店となった聖蹟桜ヶ丘の「みやみや」さんの”味噌ヌードル”と、八王子大和田町にある名店「楓」さんの”隼味噌”は、中大近辺(でもないけど)でお勧めの味噌ラーメンです。

味噌ラーメンが恋しくなったら訪れたい店です!(どちらかというと、あまりそういう気になることが多くないため、頻繁には行っていない...ですね)。

何れも素晴らしい完成度を誇っており、完食後の満足度はかなり高いラーメンといえます。

それでは!


2018年3月7日水曜日

MEXICO CITY ALTITUDE CAMP 2018-5

こんにちは!

メキシコシティ高所合宿の5th Stageが終了しました!


MD1,DISTの3名は、もうほぼほぼ"限界”近くまで頑張って来た中、さらにその限界の枠を広げるために、頑張り続けてもらいました!

この点、前回紹介したような測定結果と、トレーナー(純さん)の意見に鑑みると、休ませる方が良いのでは?と思える状態にある選手が1人居たのですが、本人の強い意志により"ハードトレーニング続行”になりました。

本人の意志がしっかりしていると、生理学的には「オーバートレーニングでは?」と思えるような状況でもやれるんだな...という結果になりました(もちろん、栄養学的見地にしっかりとたったサポートもし続けました!)

本日測定した体調関連のデータも、ひとまず回復方向に向かいましたし、兎にも角にも、ヒトの強い意志と、それに支えられた"適応力”は凄いんだな、と思いました。

高所トレーニングそのものが、"ヒトの限界をより拡げるタメに行われるもの”と思っていますが、そのやり方によっては"適応”ではなく、”拒絶”の反応が出てきたりします。

今回は、様々な事情を鑑み、"続行”を決めましたが、これは僕の中ではかなりの"賭け”でした。

それでも、本人の凄まじい決意と、僕の中での「ちょっとした見通し」を軸に、今回の決断に至った次第です。
科学的な、生理学的な見地にたった考え方と、所謂”勘”の融合。これが、コーチングの醍醐味といえるところでしょうか。


SP、MD2の面々も、徐々に増えてきているた"レース相当の速度”のトレーニングや、泳パワー改善のためのトレーニングをしっかりと、質高くこなしておりました。




昨日のハードトレーニングを終えた後、みんなで日本人が経営するという、”噂の”焼肉屋(「すみや」さん)に行きました。

食べ放題で600ペソ(≒¥3500!)という破格の値段でありながら、味はモロに日本の美味しい焼肉そのもの、というお店で舌鼓。

みんなで良いひとときを過ごすことが出来ました。


写真には店長の伊藤さんも写っています!
ごちそうさまでした!


本日のDAY OFFを挟み、(MD1/DISTは)残り6日間の日々をより充実したものにしてくれることでしょう。

そして、スプリンターたちも、より質の高いトレーニングをこなしてくれることでしょう!


◎     ◎     ◎     ◎


 2017インカレ以降、僕がよく行っていたお店シリーズですが、言わずと知れた八王子の名店、「もつけ」さんを紹介いたします。



ここは有名すぎて、時間帯を選ばないと並ぶ羽目になるため、他の3店に比べるとあまり行けていないのが現状です。

ここはですね、前回の「凜々」さん同様、とにかくデフォのメニューが超高水準。
美味い担々麺とは何か、を教えてくれる。

純粋に、美味い。

”担々麺”が、これほど魅力的なものなのか、と思わせてくれたのは、「もつけ」さんが初めてです。もう腰を抜かしました。

 因みに僕は、いつも「痺れ多め」(花山椒多めですね)でオーダーしています。
素晴らしいつけ麺とはどのようなものか
を教えてくれる。



美味しい中華そばを食べたくなったらこれ。
そして、つけ麺。麺の風味もることながら、つけスープの完成度の高さったらありません。

花粉症に苛まれる頃には食べたくない絶品といえます(鼻がいかれて、風味が楽しめないので...)


化調系ラーメンのような味のする無化調ラーメン
バージョン3
もちろん、基本の中華そばも絶品です。
中華そばなのに、「どこかに似ている味」ではないのが凄いです。



評判が良かったと言う初代。僕は3が好き。
これらだけで基本的には僕の気持ちは昇華されますが、限定も勿論素晴らしい。


鴨の風味よりも、醤油が勝っていたイメージ。
でも、美味しかった。
僕が気に入ったのは、「豚エキス中華そば3」(これは素晴らしかった!。デフォの中華そばに迫る逸品!)、「背脂豚エキス中華そば」(3の方が好みでした)、「鴨しょうゆ」(現鴨福店主のお別れ記念ラーメン。まずまずでした)ですかね。



ホルモンの個性が強かった。
ご飯(あるいはビール)が欲しくなるラーメンだった。
もちろん、南三陸ネギプロジェクト時に登場した「南三陸ねぎたっぷりホルモンラーメン」も美味しかったです。

それでもなお...

僕はデフォルトのメニューが好きです。
それくらい、強烈な完成度を誇っています。

限定に惑わされず、普通にデフォメニューを頼みたくなるお店。それが「もつけ」さんです。

やはり基本・基盤が強力でないとね!!!!

それでは!









2018年3月3日土曜日

MEXICO CITY ALTITUDE CAMP 2018-4

こんにちは

メキシコシティ高所合宿の4th Stageが終了しました。
(SPたちは、2nd Stage)




MD1・DISTにおいては、1週間ぶりに行ったLactate Curve Testから始まり(その結果は、良好なものでした!)、その後は低圧低酸素環境を活かした"高強度"トレーニングを推し進めるかたちで第4ステージのトレーニングが展開されてきました。

どちらかといえば、ゆったり、のんびりやりながら、造血を促進するというやり方もありますが、そこにはあまり焦点をあてず、この環境だから可能となるような、"高強度トレーニング”(正確に言えば、最大酸素借を高めるようなトレーニング)を行うことに重点をおいています。

この点、高所トレーニングにおいては、Workoutの構成・設定次第では高強度にしたくても成らない場合があるので、通常とは異なる、”ここ”独自のWorkoutにすることもしばしば。

意図通りのトレーニングになったか、ならないかについては、もちろん泳タイムを基準に考えますが、ストロークパラメータ(テンポとストローク数)、さらには血中乳酸濃度のチェックを頻繁に行い、検討材料としています。

所謂ATの速度を導き出すために行われるLactate Curve Testだけではなく、日頃のトレーニングの"達成度”をみるために、血中乳酸濃度は活用されまくっているというわけですね。

選手側からすると、「息苦しさに負けずに、望ましい技術を発揮する」ことが相当重要で、その上で、目標とするタイムを目標とするテンポ(+ストローク数)で泳ぎ切る! ことが命題となるわけです。

また、所謂”超高強度運動”も、こうした低圧低酸素環境では(やり方次第では)効果倍増になるはずなので、その点についても、「工夫しながら」しっかりと取り組んでもらっています。

こうした高強度トレーニングによってからだがどのような刺激を受けているか(+どれだけダメージを受けているかの推定も可能)推察するために、特殊な測定も定期的に行っています。

他方、馴化段階にあったSPたちには、
主に日々の起床時の動脈血酸素飽和度と脈拍の変化をみたり、ヘモグロビン濃度を定期的に測定し、馴化の様相を追ってきました。

”ちょっとした”体調不良はありましたが、こちらも順調にトレーニングが進められています。
彼らは、明日のステージから"戦闘開始!”といったところでしょうか。

中大のコーチの仕事は、特に高所トレーニング合宿時には多岐にわたり、たくさんの時間を要求されることになりますが、

面倒くさがらず、”科学的”にトレーニングをすすめていくのが"中大流”だと僕は信じていますので、それが実現可能となるありがたい状況にある限りは、しっかりと伝承していきたいと思っています。

あとは、当の選手たちの気持ち。

「わざわざ」ここに来た意味、ひいては全員ではなく”選ばれた者だけが参加”しているこの合宿の意味を再確認し、文字通り、”一生懸命”(この言葉の意味を調べて欲しい...)頑張って欲しいと願います!



◎   ◎   ◎   ◎


僕が心底気に入っていおり、愛してやまないラーメン屋のひとつに、「凜々」があります。

拝島という、中大からはかなり遠い位置にあるのですが、最低でも1ヶ月に2回は訪れました。

ここは、何と言ってもデフォルトの中華そばが、とんでもなく、劇的に美味しい。
それが特筆すべきこと。
絶品の"凜々しい特製煮干し中華そば”
外観は、地鶏と変わらない。

どんな方にもお勧め出来る、クセがなく、旨味と滋養に溢れた、当に"メチャクチャ”美味しいスープを提供してくれるラーメン屋です。
半分食べてから、白蛤のスープ割りをしたところ。
スープ割後も、感動の美味しさが押し寄せる

外観や内装は「???」的なところがありますが、鶏の旨味と甘みが最大限に引き出された”凜々しい地鶏中華そば”にしても、煮干しの旨味と貝出汁が絶妙にブレンドされた”凜々しい煮干し中華そば”の何れも絶品。
"凜々しい特製鯖中華そば”。外観こそフツーの
煮干し中華などと変わらないが、独特の風味が加わる

ここの特徴は、「スープ割り」を通常のラーメンやまぜそばで行えることです。
時にはシークヮーサーや柚で、時にはどんこで、時には牡蠣やハマグリから抽出されるスープで、効果的な"味変”が行われるところも素晴らしい。
"凜々しい特製トラフグ中華そば”。
具にトラフグの皮が添えられ、かつ、
おまけに皮のポン酢あえがついてきました。

僕が大好きなハマグリのときには、きちんとホンビノス貝がまるまる1個入るなど、とんでもなく完成度の高い”味変”が 可能となるわけです。

このため、デフォのメニューであっても飽きずに食べられる次第です。

また、時折(大抵は、土日月)開催される”ゲリラライブ”(限定ラーメンを提供してくれる日のことです)で頂ける”限定”にも「外れなし」。

9月以降で僕が頂けたのは、「鯖」、「トラフグ」、「甘海老」でしたが、何れも最高でした。


”凜々しい特製甘海老まぜそば”
まぜそばも美味いし、スープ割りするとラーメンになる
個人的には断然中華そばが好きだけど。
ちなみに、ここでは、必ず”特製”にしています。
大概の店では、別に食べたくもないものまでついてきてしまう”特製”にはしないのですが、ここに来たら是非とも"特製”にすることをお勧めします。レアチャーシューも、鶏チャーシューも、鶏団子も、味玉も、全て最高ですから...

では!





2018年2月27日火曜日

MEXICO CITY ALTITUDE CAMP 2018-3

こんにちは!

メキシコ高所合宿の3rd Stageが終了しました。

MD1、DISTの3名は、このステージから”全力モード”に突入しております!

既に数々の高所トレーニングを行ってきている敬太曰く、「どこよりも苦しい。2年前の標高2450mよりも苦しい。」というこのDMOCのプール、硬水であるメキシコの水も「きつさ」に相乗効果を与えてくれており、かなり「鍛えてくれる環境」になっているようです。

そのため、高所トレ初参戦の2人はかなり苦戦しておりました。しかし、普通では得られない「何か」を求めて”ここ”に来ているわけですから、もうやるしかない。

ストレングストレーニングについても、高所で実施するそれは、平地に比して速筋の動員を高めるためか、相対的負荷も高くなっているようです。

曰く、「筋肉痛が半端ない」と口々に言っておりました。
それも重々承知しておりますので、いつもより、長めのインターバルでこなしてもらいました。

ストレングスGYM、広さと雰囲気は良いのですが、いかんせんマシン類が古い...おそらく、選手たちの年齢以上の者ばかりだと思います。へたをすれば、僕よりも年上のものもあるかも!?


本日は、皆それぞれ貴重なオフを満喫したようでした。

SPたちも、明日から本格モード。

Head Marauderも加わり、いよいよチーム全体で”攻め”の体制に入っていきます!






◎    ◎    ◎    ◎

前回、特集的に取りあげさせて頂きました「口樂」さんに匹敵するくらい、僕が良く訪れたのが、八王子市役所近くの「麺や 睡蓮」さん。

こちらのマスターも、口樂の色川さんに負けず劣らずの探究心があり、日々異なる”限定”を作りだしているようです。
食欲をそそるビジュアルが素敵な鶏白湯・担々麺
これはいつでも食べられます。

さすがに中大からはちょっと距離がありますので、そう頻繁には行けませんでしたが、僕の中では比較的oftenlyに寄らせて頂いたお店です。


黒ごまベースの”BLACK担々麺”も美味。
最初のうちは、鶏白湯から作った担々麺にハマり、訪れる度に異なる担々麺を頂いておりました。


花山椒好きの僕にとって、堪らない逸品となった
”つけ担々麺”
一般的な白ごまベースの”担々麺”、黒ごまベースで作った”BLACK担々麺”、辛口の担々麺のつけ麺で、麺には花山椒油をたっぷりかけてくれるという「麻の美味しさ」を追求した”つけ坦々麺 手揉み麺 花山椒油かけ熱盛り”、さらには辛さを追求した という”担々麺 絶”。
美しい悪魔。辛いし痺れるし。
これ完食したら、メイン減らそうかな。

いやぁ、”絶”はですね、ビジュアル的には素晴らしく、食欲をそそるものなのですが、とんでもなく辛いです。でも、決して食べられない辛さではなく、個人的には楽しめるし、美味い(人によっては、一口で無理と思うレベル)

ここのマスター、ご自身は辛いのが苦手なので、味見をせずに作ったというのですが、だとすると、料理人としての”勘”が冴えまくっているということになるわけなのですが...。

辛いものが好きな方には、チャレンジして頂きたい逸品です。

ちなみに、この”絶”を制覇すると、限定で時々登場する”担々麺 覇”にチャレンジできるそうです。

これらの中で僕が最も気に入ったのが”つけ担々麺”ですね。ごまの風味、辛味、花山椒の香りと痺れのバランスが絶妙でした!
上の”悪魔”を作ったその人が創り上げた
繊細な美味しさ、”南三陸ネギ潮の幸ラーメン”

さて、これはすべて質が高いのですが、 実はマスターが得意としているのは、煮干し・鮮魚系の塩だそうです。
鮮魚系ラーメンの中で最も美味いと感じたのは
”集大成”だったからか。感動の味わい。

この点、昨年の年末にJ-Waveでも紹介された「南三陸ネギプロジェクト」時の限定ラーメンも、絶品の鮮魚系ラーメンを提供してくれました。

個人的には、その後大晦日に出てきた”多重出汁 集大成 塩”というラーメンがめっちゃ気に入りました。
こうした、繊細な魚介系ラーメン、なかなか頂くことはできませんから。

さらにさらに、今年になってから出
これは激ウマ! 濃厚なのにエグミもイヤミもない、
煮干しの旨味が巧く固められた絶品、”セメント”!
てきた”ギンギラ煮干し”という限定がいくつかシリーズ化(?)されたのですが、中でも最も濃厚という”ギンギラ煮干し・セメント”には完全にヤラれました。

隠れた逸品、鶏白湯・たまり醤油

濃厚な煮干しはいくつも食べてきましたが、正直どれも「イマイチ」という印象でしたが、ここのは本当に絶品!と思わせてくれました。
鶏そば好きには試して頂きたい”白醤油の鶏そば”

煮干し・鮮魚系以外でも、冒頭に出てきた鶏白湯にたまり醤油を合わせた”鶏白湯・たまり醤油”も良いし、もっともっと鶏の繊細な上手さを抽出した”白醤油の鶏そば”も最高です。
ほのかな鴨の風味が素晴らしかった。
もうしばらくは作りたくない、と言っていましたが...


また、個人的に「鴨のラーメン作って!」とお願いしたら、何とその10日後に”鴨とπ(パイ)ウォーター”という鴨出汁の逸品ラーメンも作って下さいました。

相当苦労されたようでしたが、繊細な鴨ラーメンを頂くことが出来た次第です。

探究心と信念と”粘り強さ”(と若さ)で、次々に挑戦していくその姿勢、やはり勉強になります。

これからも、ちょくちょくお邪魔させて頂きます。

それでは!